
整腸剤にはさまざまな種類がありますが、ファスコン整腸剤プラスは軟便や便秘など不安定になりがちな腸の状態を改善させてくれる整腸剤です。
緩やかな効き目で、下痢気味の方なら下痢が起こるのを抑えてくれたり、便秘気味の方ならゆっくりと便秘を改善してくれるなどどちらの症状にも効く薬です。
今回は、軟便と便秘の両方に効く整腸剤のファスコン整腸剤プラスについて説明します。
効果

ファスコン整腸剤プラスは、有効成分である4種の生菌と消化酵素ビオヂアスターゼ2000の作用で腸内のバランスを整えてくれます。
有効成分には乳酸菌として「ラクトミン(アシドフィルス菌)」、「ビフィズス菌」、「コンクビオゼニンン(フェカリス菌)」が含有され、腸内環境を改善してくれます。
また納豆菌であるビオナットミンは善玉菌を増加させ悪玉菌を抑える役割があります。
便秘の方の場合、下剤を使用して何とか排便を促したくなりますが、下剤は腹痛が起こったり薬の習慣化が問題となることがあります。
その点、ファスコンは下剤とは異なり4種の生菌と酵素の働きで腸に刺激を与えずゆっくりと元の正常な状態に導いてくれます。
乳酸菌系の整腸剤でお腹にも優しく5歳の子供から高齢者の方まで幅広い年齢の方に内服可能な薬となっています。
1日3回食後に決められた用量を内服することで軟便や便秘、腹部膨満感など腸の調子を整えてくれると同時に便通を改善してくれます。
約1週間から4週間ほどで効果を実感できますが、症状が良くなった時は内服を止めるようにしましょう。
ファスコンの有効成分は乳酸菌のため下剤のように習慣化することはありませんが、お腹の調子が戻ったら内服を中止して下さい。
副作用
ファスコンは生菌の働きによって腸内環境を良くするため重篤な副作用はありませんが、皮膚に痒みや発赤、発疹などが表われることがあります。
また内服によって下痢や便秘が酷くなることもあるのでこの様な症状がみられたら内服を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
そのほか甲状腺機能障害や薬剤アレルギーの既往のある方、現在、治療中の方も内服前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
牛乳アレルギー症状のある方はファスコンを服用できませんので注意して下さい。
まとめ
ファスコンは下痢や便秘を改善してくれる効果的な薬剤です。内服することにより腸内環境が良くなり便の固さが改善されたり便通が良くなるなど腸の調子に合わせて効果を発揮します。
薬の効き目には個人差はありますが効果を実感できない場合は、他の病気も疑って内服を中止し医療機関を受診するようにして下さい。