
花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎。症状を抑えたいならば、アレルゲンから遠ざかることが一番の方法ですが、花粉やハウスダストなどは、どれほど注意を払っていても眼には見えにくいものですから、気づかぬうちに身体に付着していることもあります。
症状を抑えるには、処方薬などを服用しながらマスクを着用するなどの対策が必要となるでしょう。今回は、処方薬の中からエリザス点鼻粉末について解説していきます。
効果について
抗ヒスタミン作用、抗炎症作用も従来品と違い、効果が高くなっており、使用は1日1回となっています。使用してから1日から3日程度で効果を実感できるでしょう。
粉末という名前の通り、点鼻薬でありながら液体ではないので、噴霧した後で薬が鼻から垂れてくる心配もありません。
エリザス点鼻粉末には2種類あり、一つは外用カプセルを使用するタイプ、もう一つは噴霧器にカウンターが付いているタイプです。
外用カプセルタイプは専用ツインライザー噴霧器となっているので、両方の鼻腔に1回で薬を噴霧させることができます。
カウンター付きのタイプは、容量は外用カプセルタイプよりも少なくなっており、従来の噴霧器と構造的に変わりありません。
処方されるときは、カウンタータイプのものが多いようです。エリザス点鼻粉末は2012年に販売されたばかりの新薬でジェネリック薬が存在していません。
副作用について
エリザス点鼻粉末は、ステロイド系の成分であるデキサメタゾンシペシル酸エステルが有効成分となっています。ステロイド系でありながら、副作用の心配は全くないと言ってもいいほど、良くできた薬です。
あっても鼻やのどに不快感がある程度で、重篤なものにつながるような副作用のリスクは非常に低いものとなっています。
従来の点鼻薬との違いは
従来の点鼻薬との違いは、粉末状であることです。点鼻薬には珍しいタイプですが、メリットは多くあります。一つは、従来品のような独特な匂いなどがしないこと、もう一つは、使用後に口の中に落ちてくる心配が無いことです。
液状の薬は、どうしても流れやすいので、使用した後に鼻から垂れてきたり口の中に落ちて来たりして不快な思いをすることがありましたが、エリザス点鼻粉末はその点を改善させています。
また、点鼻薬特有の刺激もないため、抵抗感無く使用していくことができるのも魅力の一つとなっています。
実際の使用者の中には、「刺激が足りなくて使っている感じがしない」という不満をこぼしている人もいますが、そのくらい使いやすい薬である証拠と言えるでしょう。
ただ、小児適用なしとなっている薬のため、成人以外に処方されることは無い薬です。子供向けには他にも処方薬がありますので、それが処方されるでしょう。
最後に
どの薬にも言えることですが、自己判断による使用中止はしないように注意しましょう。
とくにエリザス点鼻粉末は、従来の処方薬に比べると非常に効果を実感するのが早いので、症状が治まったと早合点してしまいがちです。
医師の指示通りに使用して必ず経過診察を受けるようにしましょう。