
梅雨から夏にかけては肌トラブルが多くおこる季節です。じっとりとかいた汗によって、ほこりや細菌などが肌の表面につきやすくなります。
小さな子供によくおこる「あせも」は汗の刺激によっておこるかゆみを伴う湿疹です。かき傷を作ってひどくなると化膿することもあります。
今回は、そんなあせもをはじめとする肌の症状におすすめのドルマイコーチ軟膏の効果や副作用について解説していきます。
効果
ドルマイコーチ軟膏は皮膚の化膿性疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)や化膿を伴う湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、虫刺されに効果があります。ドルマイコーチ軟膏に含まれる有効成分は、抗生物質と副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)です。
抗生物質のバシトラシンとフラジオマイシン硫酸塩が、化膿の原因菌(ブドウ球菌やレンサ球菌など)を殺し、患部の化膿をおさえます。副腎皮質ホルモン剤のヒドロコルチゾン酢酸エステルが炎症を抑え、かゆみや湿疹、かぶれなどの症状をやわらげます。
使用方法は1日に1~数回、適量を患部に塗布してください。5~6日使用しても症状が改善しない場合は、ドルマイコーチ軟膏に含まれる抗生物質が効かない細菌やウイルスが原因でおこっている化膿性皮膚疾患の可能性がありますので、使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにしてください。
副作用
ドルマイコーチ軟膏はほとんど副作用のない薬です。通常の使用では副作用の心配はほぼないでしょう。
使用後に「皮膚の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ」や「患部のみずむし・たむしなどの白癬、にきび、化膿症状、持続的な・刺激感」などの症状が出た場合には副作用の可能性があると添付文書に書かれています。
これらの症状がでた場合には、すぐに使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにしてください。
ごくまれに重篤な副作用として「アナフィラキシーショック」が起こることがあります。アナフィラキシーショックでは、皮膚のかゆみなどの局所的な症状だけでなく息苦しさ、動悸、意識の混濁などの症状が現れます。
このような症状がでたら直ぐに病院を受診してください。抗生物質に対してアレルギーのある人は、特に注意してください。
まとめ
バリア機能が低下している肌は、細菌などに感染しやすくなります。日頃から肌を清潔に保ち保湿をするようにしましょう。汗をかいたらこまめに洗い流すといいでしょう。ハンカチやタオルでゴシゴシこすると、かえって肌を傷つけてしまいます。
肌をケアすることである程度は肌トラブルを予防することができます。しかし、あせもや湿疹ができてしまったら、早めに治療をして悪化させないようにすることも大切です。