内臓の中でも胃や腸はストレスに敏感な臓器です。特にストレスを自覚していなくても、胃の調子が悪い、下痢や便秘が続くなどの症状がある人もいるのではないでしょうか。
ストレスは精神的なものだけではありません。季節の変わり目の急激な気温の変化などもストレスになります。胃腸の調子が悪いと食欲もなくなり、体力の低下にもつながります。
今回は、そんな胃の症状におすすめの第一三共胃腸薬プラスの効果や副作用について解説していきます。
効果
第一三共胃腸薬プラスは胃と腸の両方の不調に効く薬です。胃もたれ、食べ過ぎ、飲み過ぎ、食欲不振、胸やけ、胃痛、胃酸過多、胃部不快感、ゲップ、消化不良、むかつき、軟便、便秘などの胃腸の諸症状の改善に有効です。
第一三共胃腸薬プラスには2種類の消化酵素が配合されています。リパーゼAP12は脂肪を分解する酵素です。タカヂアスターゼN1はタンパク質と糖質を分解する酵素です。この2種類の消化酵素が働いて胃の消化機能を助けます。
6種類の生薬(オウバク、ケイヒ、ショウキョウ、チョウジ、ウイキョウ、カンゾウ)が弱った胃の働きを高めます。
植物性乳酸菌「ラクボン」は生きたまま腸まで届き、悪玉菌の増殖をおさえて腸内環境を整えます。
荒れた胃粘膜の修復を助ける作用があるアルジオキサ、制酸作用によって胸やけやゲップなどの過酸症状を改善するケイ酸アルミン酸マグネシウム、ヒドロタルサイト、沈降炭酸カルシウムも配合されています。
成人(15歳以上)は、1回3錠を1日3回、食後に水またはお湯で服用してください。用量は年齢によって異なりますので、添付文書を参照してください。
副作用
第一三共胃腸薬プラスは副作用の少ない薬です。通常の使用では副作用の心配はほとんどないでしょう。
ただし、服用後に皮膚の発疹・発赤やかゆみ、便秘、下痢の症状があらわれた場合は副作用の可能性があります。これらの症状があらわれた場合には服用を中止して医師または薬剤師に相談してください。
まとめ
朝起きた時に胃が重い、胃がもたれる、胸やけがするなどの症状があると、前日の食べ過ぎや飲み過ぎを後悔することがあります。
後悔しても症状が軽くなるわけではありません。そんな時には第一三共胃腸薬プラスで不快な症状をやわらげましょう。
ただし、薬を飲めば一時的に症状はやわらぎますが、根本的に治ったわけではありません。普段から胃腸に負担がかかるような暴飲暴食はつつしみましょう。
2週間くらい服用しても症状が改善しない場合は、何か病気が隠れているかもしれません。医師の診察を受けることをおすすめします。