
アレルギー性鼻炎の症状を緩和するには家を掃除して清潔に保つことやアレルゲンに近づかないようすることで予防できます。
マスクを着用したり、帰宅後にうがいや手洗いなども効果がありますが、辛い鼻炎には内服薬を使用して症状の緩和をはかることができます。
鼻炎薬には様々な種類がありますが、今回は、コンタック600プラスの効果や副作用について説明します。
効果
コンタック600プラスは、5つの有効成分を含む鼻炎用薬で、急性鼻炎やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎によるくしゃみ、鼻水、鼻づまり、涙目、喉の痛み、頭重感などに効果を発揮します。
有効成分の塩酸プソイドエフェドリンは鼻の粘膜の血管を収縮させて充血や腫れなどを改善して鼻水や鼻づまりを和らげてくれます。
クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗ヒスタミン作用で体内のヒスタミン受容体に働きかけ、アレルギーの原因となる物質を抑えくしゃみ、鼻水、鼻づまり、涙目などの症状を緩和します。
ペラドンナ総アルカロイドは過剰になった鼻水や涙目の分泌を抑える働きがあります。無水カフェインは頭痛を改善したり、薬の成分がスムーズに働くように作用します。リゾチーム塩酸塩は消炎酵素剤で、鼻水や痰の粘度を薄めて排出しやすくする働きがあります。
7歳以上から内服可能の薬で年齢に合わせて内服用量が異なります。1回1〜2カプセルを1日2回朝と夕方に内服することで効果が実感できるでしょう。内服してすぐに効果が現れ、薬の持続時間も長いのが特徴です。
副作用
鼻炎薬などの中では比較的副作用が少ない薬ですが、副作用が見られることもあるので注意が必要です。
主な副作用は、皮膚の発赤や発疹、痒み、消化器系では吐き気、悪心、嘔吐、その他、めまいや不眠、頭痛、神経過敏、排尿困難、顔のほてり、異常なまぶしさを感じるといった症状が起こることがあります。
このような症状が現れたら内服を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。重篤な副作用が起こることは稀ですが、内服後のショック(アナフィラキシー)症状には注意して下さい。
内服直後に皮膚の痒みや蕁麻疹、声のかすれ、喉の痒み、息苦しさ、動悸、意識混濁など見られたら直ちに医師の診察を受けて下さい。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンズ・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症など高熱や目の充血、目やに、唇のただれ、喉の痛み、皮膚の広範囲での発疹や発赤などないか確認して下さい。
また再生不良性貧血や無顆粒球症など青あざや鼻血、歯ぐきからの出血、発熱、疲労感、動悸、息切れ、など症状が見られたら医師の診察を受けるようにしましょう。
前立腺肥大症や高血圧症、心臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺機能障害、緑内障など診断されている方は医師の指示に従い内服して下さい。アレルギー体質で鶏卵にアレルギーのある方は内服禁止となっています。
高齢者やモノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩)で治療中の方も医師や薬剤師に相談して内服して下さい。
抗ヒスタミン成分を含む、他のアレルギー薬や風邪薬と併用すると副作用に繋がる恐れがあるので専門家に相談して内服するようにして下さい。
まとめ
鼻水や鼻づまりは不快で早めに改善したい症状です。コンタック600プラスは効き目が早く持続時間に優れたアレルギー薬です。鼻炎対策には内服薬の他、マスクを着用したり、栄養バランスの良い食事で免疫力を高めるようにすることも大切です。