ニキビの原因には偏った食生活や睡眠不足のほかホルモンのバランスが崩れて起こることがあります。規則正しい生活や食事に気をつけていてもニキビができてしまった時は早めに対処することで悪化するのを防ぐことができます。ここでは、そんなニキビ治療薬の1つ、ビフナイトSの効果や副作用について解説します。
効果
ビフナイトSは3つの有効成分を配合したニキビ治療薬です。イオウは角質軟化剤で活発になった皮脂腺から分泌され固くなって詰まった脂を柔らかくして薬の成分が入りやすいように役割をします。
グリチルレチン酸は抗炎症作用があり、ニキビの腫れや赤みを抑える働きがあります。イソプロピルメチフェノールは殺菌効果がありニキビの原因となるアクネ菌を殺菌して症状の進行を防いでくれます。
ニキビは皮脂腺の働きが盛んになり多量に産生された脂分が排出されず、毛穴に脂が詰まり赤い発赤と共にニキビが発症します。1日数回・適量を患部やその周囲に塗布することで症状が緩和されるでしょう。
ビフナイトSを塗布する際は顔や手を洗い清潔にしてから適量を患部に塗るようにします。塗布する際はニキビのある箇所を覆うように塗布すると効果が得られやすいでしょう。
眠っている間に薬剤成分が患部に吸収して殺菌作用や抗炎症作用で症状が徐々に軽減していきます。
副作用
ビフナイトSに副作用はほとんど見られませんが、注意事項を守りながら使用するようにします。ビフナイトSの副作用として皮膚の発赤、発疹、痒みなどが見られることがあります。
このような症状が見られたら使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。患部が広範囲な場合や化膿やただれが酷い場合は医師の診察を受けるなど適切な処置を受けるようにしましょう。
薬剤アレルギーや化粧品などでかぶれが出たことのある方は医師や薬剤師に相談してから使用するようにして下さい。またビフナイトSを5日〜6日間使用しても症状が改善しないときは専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。
ビフナイトSは顔に塗布することはできますが、目や目の周囲を避けて塗布するようにして下さい。思わぬ副作用の原因となります。塗布する際は雑菌が患部に侵入しないように手や顔を清潔にしてから塗布しましょう。
まとめ
ニキビは食事や生活習慣の他にストレスなどが原因となって起こることもあります。できてしまったニキビは気になりますが、触らずビフナイトSを塗布して治療しましょう。触ると改善に時間がかかったり患部が化膿するなど治るまでに時間がかかることがあります。