
関節に炎症が起こり、関節の機能が低下したしたまま放置すると症状が悪化して関節が変形していまいます。関節が炎症を起こし腫れると、軟骨や骨なども壊れて関節を動かさなくても激しい痛みを感じるようになります。
アザルフィジンENはこのような関節の異常に効果を発揮する薬剤で主に関節リウマチに用いられます。
今回はアザルフィジンENの効果や副作用について解説します。
効果
アザルフィジンENはサラゾスルファピリジンを有効成分とする抗リウマチ剤で、関節リウマチに効果を発揮する薬剤です。
関節リウマチの原因には自己免疫が関与していますが、有効成分のサラゾスルファピリジンは炎症を起こす免疫系を抑えることにより症状を緩和します。
アザルフィジンENは消炎鎮痛剤で効果が得られない時に使用される薬剤で成人では、1日の投与量1gを朝食及び夕食後の2回に分けて内服します。
アザルフィジンENは、胃の負担を軽減する腸溶性フィルムコーティング錠としているため、分割・粉砕すると胃に負担をかけてしまいます。
分割粉砕して内服することは避けるようにしますが、症状に合わせて250g、500gの内服薬の種類があるので医師の指示に合わせて内服するようにして下さい。
また高齢者においては副作用を起こさないためにも、少量(0.5 gを1日1回、夕食後)から内服を開始するなど患者の状態に合わせて内服量を決めていきます。
アザルフィジンENを内服することで症状が炎症が抑えられ症状が緩和するでしょう。
副作用
アザルフィジンENの薬剤では副作用に注意しながら内服しましょう。
主な副作用は、皮膚の発疹、痒み、悪心、嘔吐、胃部不快感、肝障害、腹痛、発熱など見られることがあります。その他、白血球の減少やAST(GOT)、ALT(GPT)の上昇、尿路結石や血尿、めまいや顔面紅潮、頭痛なども副作用として現れることがあります。
このような副作用が現れた時は内服を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。
重篤な副作用として、内服直後のショック、アナフィラキシーに注意してください。
内服してすぐに皮膚の痒み、蕁麻疹、血圧低下、呼吸困難など症状が見られたら直ちに医師の診察を受けるようにします。
また、再生不良性貧血や汎血球減少症、無顆粒球症なども副作用として見られます。貧血や出血傾向があるときは副作用を疑い医師の診察を受けるようにして下さい。
間質性肺炎では発熱、空せき、息切れを主症状とし、無菌性髄膜炎では、発熱、頭痛、悪心、嘔吐、意識混濁など見られます。
急性腎不全やネフローゼ症候群など副作用が起きないように定期的に検査を行ったり、状態を観察するようにしましょう。また、肝炎や劇症肝炎、肝機能障害など肝機能値や全身倦怠感、発熱、痒み、黄疸などの症状に注意しながら内服することも大切です。
高齢者においては、腎・肝機能など生理機能が低下していることがあるので、状態を観察しながら内服しましょう。
まとめ
アザルフィジンENは関節リウマチに効果的な薬剤です。
関節リウマチは自己免疫が関与して発症しますが、炎症を抑えることで症状が緩和します。関節リウマチは30~50歳代の女性に多く発症しますが、リウマチ専門の医師を受診し、早期に治療することで進行を抑えることができます。
身体の倦怠感や息切、口の渇き、目の充血、リンパ節の腫れなど症状があり、関節に痛みがあるときは早めに専門医を受診しましょう。