
怪我や病気などで末梢血管の血流が悪くなると体に様々な悪影響を与えます。血液の流れが悪くなると、疲れやすくなたり、耳鳴りやめまい、眼精疲労といった症状が見られるようになります。
血流を改善するには適度な運動や栄養バランスの良い食事など生活習慣を見直したり、ATP腸溶錠のような薬剤で回復をはかるのも良いでしょう。今回はATP腸溶錠の効果や副作用について解説します。
効果
ATP腸溶錠はアデノシン3リン酸2ナトリウム水和物を有効成分とする代謝賦活薬の薬剤です。
主に頭部外傷後遺症や心不全、消化管機能の低下がみられる慢性胃炎、眼の調節に関わる機能を安定化などの病気の症状を和らげる効果があります。
- 有効成分のアデノシン3リン酸2ナトリウム水和物は血流を改善してエネルギー代謝を高めることで末梢血管の血液の流れを改善して病気の諸症状を緩和します。
めまいや耳鳴り、メニエール病など内耳障害の病気にも用いられる薬剤です。
1回40~60mgを1日3回経口投与することで、症状が和らぐでしょう。また、薬剤の量は症状により適宜増減します。
副作用
副作用の少ない薬剤ですが、どのような薬も注意事項を守り内服して下さい。
主な副作用は悪心、食欲不振、胃腸障害、便秘傾向、口内炎など消化器症状、全身拍動感などの循環器症状、掻痒感、発疹、頭痛、眠気、気分が落ち着かない、耳鳴り、脱力感など現れることがあります。このような症状が見られたら内服を中止して医師や薬剤師に相談して下さい。
穏やかな効き目のため重篤になるような副作用が起こることはめったにありませんが、薬の相互作用に注意しましょう。
ジピリダモールの薬剤を内服している場合、血中濃度が上昇するなど副作用や状態の悪化に繋がるため、医師の指示に従い内服して下さい。
また高齢者の場合、体の機能が低下していることがあるので、薬の量を減らすなど医師の指示に従い内服します。妊娠中や妊娠の可能性のある方は安全性が確立されていないため内服を避ける方が良いでしょう。また小児なども薬剤の安全性が確立されていないため医師や薬剤師に相談してから内服して下さい。
持病や薬剤アレルギーなどがある方は副作用を起こさないためにも医師や薬剤師に相談してから内服します。
まとめ
ATP腸溶錠は腸で溶ける製剤で、血流を改善する効果が得られます。効き目が穏やかなので、重篤な副作用が起こることはほとんどありませんが、併用している薬がある時は必ず専門家の指示に従い内服しましょう。
怪我や病気が原因で血流が悪くなることがありますが、ATP腸溶錠のような製剤を内服して症状を改善させることができます。