単純ヘルペスウィルスは一度感染するとウィルスが体内の神経細胞に定着します。体力がある時はウィルスは悪さをせずおとなしくしていますが、免疫力が低下した時にヘルペスウィルスが活性化して症状を発症します。
体の抵抗力を維持しておくことが重要ですが、ストレスや風邪、アレルギーなどが引き金となりヘルペスの症状が再発することがあります。今回は、口唇ヘルペスの再発治療薬の軟膏アラセナSの効果や副作用について解説します。
効果
アラセナSは口唇ヘルペス再発治療薬の軟膏です。有効成分のビダラビンが単純ヘルペスウィルスの増殖を抑制して症状の進行を抑えてくれます。
ビダラビンにはヘルペスウィルスのDNAの複製やウィルスの増殖に必要なたんぱく質を阻害する作用があり、ビダラビンの働きでウィルスの増殖を抑制します。
有効成分のビダラビンはヘルペスウィルスの酵素にのみ働きかける為、人体の正常な細胞に悪影響を及ばすことはありません。
口唇ヘルペスは再発した部位にピリピリ感やチクチク感というような熱感や刺激感などの痛痒い症状が現れます。
この初期の段階でアラセナSを塗布することによりビダラビンの有効成分がヘルペスウィルスに作用しウィルスの増殖を抑制して、症状を軽減したり早めに回復することができます。
1日1回〜4回を毎食後や就寝後に症状のある箇所に塗布することで痛みや痒みが和らぎます。
口唇ヘルペスを始めて発症した方はヘルペスの症状や外見など独自の判断に頼らず、別の病気の可能性も考慮して一度医師の診察を受けるようにしましょう。
また口唇ヘルペスは再発しやすい為、口唇ヘルペスの既往のある方は以前の部位や症状などから判断して口唇ヘルペスが疑われる場合はアラセナSを早めに塗布するようにしましょう。
副作用
内服薬に限らずどの薬にも多少の副作用はあります。アラセナSの副作用は皮膚の発赤・発疹、痒み、かぶれ、腫れ、刺激感などが見られることがあります。
この様な時は使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。ただれや湿潤が見られるなど口唇ヘルペスの症状が重度の場合は他の疾患も考慮して医師の診察を受けるようにして下さい。
そのほか、薬剤アレルギーのある方や他のアレルギー体質の方、妊婦や授乳中の方は医師や薬剤師に相談してから使用することをお勧めします。
口唇ヘルペスである診断を医師から受けていない方は症状が悪化する可能性があるのでアラセナSの使用は控えるようにして下さい。アラセナSは医師から口唇ヘルペスの診断を受けた方が対象となる薬です。
まとめ
アラセナSは口唇ヘルペス再発治療薬です。ヘルペスウィルスが活動しないためには免疫力を高めておくことが大切ですが、万が一口唇ヘルペスの症状を感じたら早めにアラセナSを使用することで回復が早まります。
初めて口唇ヘルペスに罹った方はきちんと医師の診断を受けるようにしましょう。
