肩こりや腰痛、筋肉痛は日常から起こりやすい痛みです。痛みを放置するとコリが酷くなり、症状が悪化することがあります。筋肉のコリはマッサージなど効果がありますが、痛みが改善しないときは有効成分を配合した塗り薬が効果的です。今回は、そんな時におすすめの塗り薬・アンメルツヨコヨコAの効果や副作用について解説します。
効果
アンメルツヨコヨコAは、5つの有効成分を配合した外用消炎鎮痛剤の外用薬で、肩こりや筋肉痛、筋肉疲労、腰痛、打撲、捻挫、関節痛などに効果のある薬です。
有効成分のサリチル酸グリコールは消炎効果があり、炎症を鎮めて痛みを和らげる効果があります。l-メントールは清涼感のある成分で痛みを鎮めてくれるほか、血流を促進してコリをほぐしてくれたり他の薬剤効果を高める効果も期待できます。
クロルフェニラミンマレイン酸塩は抗炎症作用があり、炎症や腫れなどを抑えてくれる働きがあります。ニコチン酸ベンジルエステルは皮膚に温感刺激を与えることで患部の血行を促進させて痛みの症状を和らげる働きがあります。
ノナン酸バニリルアミドは皮膚の血行を促進させ温感を与えることで肩こりや筋肉痛など痛みを緩和してくれます。有効成分が皮膚を介して浸透し痛みを和らげてくれるでしょう。
使用方法としては、1日数回・患部に適量を塗布することで徐々に効果が得られます。また、無臭性で臭いも気にならないため場所を選ばず塗ることができます。
副作用
アンメルツヨコヨコAなどの外用薬は副作用が少なめです。ただ、皮膚の発赤や発疹、痒み、腫れ、痛み、熱感、ヒリヒリ感などの症状が副作用として見られることがあります。
特に肌の弱い方は刺激感を強く感じることがあるので少量を塗ってから皮膚に異常がないことを確認してから塗るようにしましょう。また、同じに部分に続けて塗ると皮膚が赤くなる恐れがあるため皮膚が弱い方は注意して下さい。
目の周囲や粘膜、湿疹、かぶれ、傷口などに塗ると副作用に繋がりますのでこの様な部分を避けて塗るようにして下さい。薬剤アレルギーのある方は医師や薬剤師に相談してから使用するようにします。
入浴後やスポーツの後など汗をかく前後に塗った場合、ヒリヒリ感や痛み、熱感が増強することがあるので痛みや刺激を感じたら洗い流すようにしましょう。万が一、目に入った場合は水やぬるま湯で洗い流しますが、症状が悪化するような時は眼科を受診するようにして下さい。
まとめ
アンメルツヨコヨコAは肩こりや筋肉通の高い消炎鎮痛薬です。肩こりを放置すると頭痛の原因になったり、症状が悪化することがあります。
パソコンでの作業やスマートフォンの利用など現代の生活環境は肩コリを発症しやすいためストレッチなどで体を動かすことも大切です。