
アモキサンは武田薬品から発売されている抗うつ剤で「三環系」というタイプに分類されます。
抗うつ剤には副作用として眠気や離脱症状といったものがあり、副作用が少ないと言われているアモキサンにも出現の可能性があります。その眠気や離脱症状の原因を対処法と共に調べてみましょう。
アモキサンによる眠気や離脱症状の原因
アモキサンの眠気の原因には、1)抗ヒスタミン作用、2)抗α1作用、3)抗セロトニン5HT2作用、4)抗コリン作用の4つが大きく関係しています。
中でも抗ヒスタミン作用の影響が最も大きく、覚醒物質のヒスタミンがブロックされるために眠気が引き起こされます。
抗ヒスタミン作用は花粉症や風邪のお薬の副作用としても知られていますので、もしこれらの薬を飲んで眠たくなったことがある人はアモキサンでも眠気が生じやすいと予測する事が出来ます。
アモキサンを含む抗うつ剤を継続して服用していく中で薬を減量したり中止したりする事で身体に様々な不調が現れる事を「離脱症状」と言います。
めまい、頭痛、吐き気、だるさ、しびれ、耳鳴り、イライラ、不安、不眠、など身体的な症状や精神的な症状が現れます。このような離脱症状はアモキサンの血中濃度が急激に変動する事に身体が対応しきれないために引き起こされます。
アモキサンへの依存や中毒で起こるというのは誤解であり、血中濃度の急な変化で起こる副作用と考えると良いでしょう。
アモキサンによる眠気や離脱症状の対処法
眠気に対する対処法はどのようにしたらよいのでしょうか。
副作用としての眠気は飲み始めにおきやすいため、生活に支障がでないようであれば身体が薬に慣れて眠気が落ち着いてくるまで様子をみるようにしましょう。
また、薬を分割して何回かに分けて飲む事で血中濃度が安定し眠気が軽減する事がありますし、寝る前に服用するなど薬を飲むタイミングを変えたり、薬を増量していくペースを遅くしてもらうなど眠気への対処法がありますので医師に相談すると良いでしょう。
アモキサンのような三環系の抗うつ剤は離脱症状の出現は少ないとされていますが、自己判断などで薬を止めてしまい離脱症状が生じる事があるようです。
1~2週間ほどで症状が治まることが多いようですので、対処法としては日常生活に支障がないようであれば様子を見ていきますが、支障が大きければ元々飲んでいた量のお薬を飲むようにします。
いずれにしても先ずは病院へいき薬を中断または減量した事を伝えて指示を仰ぐようにしてください。
まとめ
アモキサンは抗うつ剤の種類の中では副作用としての眠気や離脱症状が起こりにくいとされるお薬に分類されます。しかし、副作用の可能性はゼロではなく、日常生活への支障の有無に個人差があり症状の現れ方にも強弱があります。
眠気や離脱症状が現れた時には自己判断に頼らず、医師と相談しながら対処するようにしていく事が重要です。