
良質な睡眠は快適な生活を送るなかで欠かせないことです。
悩みや不安、ストレスが強いと神経が高ぶり睡眠不足になります。単に眠れないのが睡眠障害ではなく、寝てもスッキリしないという症状も睡眠障害のひとつの症状になります。
睡眠障害は放置しておくと症状が進行して精神面や肉体面に悪い影響を与えるため、早めに改善することが大切です。
今回はアモバンの効果や副作用について解説します。
効果
アモバンはゾピクロンを有効成分とする非ベンゾジアゼピン系の睡眠障害改善剤です。
主に不眠症の治療や麻酔前投薬に用いられます。
有効成分のゾピクロンは脳の神経に働きかけ、筋肉の緊張や神経を鎮めて睡眠を誘ってくれます。
不眠症に用いる場合は、成人に対して、1回ゾピクロンを7.5~10mgを就寝前に内服します。用量は年齢・症状により適宜増減しますが、10mgを超えないように注意して下さい。
麻酔前投薬に用いる場合は、成人に対して1回ゾピクロンを、7.5~10mgを就寝前や手術前に内服します。
内服後30分以内で効果が現れはじめ、3時間から4時間くらい効果が持続します。
副作用
副作用は比較的少ない安全性に優れた薬剤ですが、併用薬などに注意しましょう。
主な副作用は、にがみ、ふらつき、眠気、口渇、倦怠感、頭重、頭痛、嘔気、不快感、めまいなど見られることがあります。
また、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pなど肝機能値の上昇、蛋白尿、白血球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少など血液値の減少など見られることがあります。
重大な副作用として薬剤の依存性があるので、内服を中止したときに振戦や痙攣発作、不眠などの離脱症状が出る恐れがあります。
内服をやめる時は徐々に量を減らすなど慎重に内服するようにして下さい。
肝機能障害など重大な副作用が起こることがあるので、内服が長期にわたる場合は、血液検査などを受け状態を観察するようにしましょう。
その他、アナフィラキシーなど、内服直後に蕁麻疹や血管浮腫等の症状が現れた時は速やかに医師の処置を受けるようにして下さい。
高齢者の方が内服する際は運動失調や副作用が起こりやすいため1回量を3.75mgなど少量から内服するようにします。
筋弛緩薬やリファンピシン、エリスロマイシン、イトラコナゾール等と併用すると薬の相互作用で効果が増減することがあり、副作用に繋がる恐れがあるため併用薬がある場合は医師に伝えるようにします。
またアルコール飲酒等も中枢神経抑制作用で作用が強く出ることがあるので注意が必要です。
まとめ
アモバンは睡眠障害を改善する薬剤です。
ストレスや仕事上での精神的な悩み、疲労や体の病気など身体的な問題で不眠障害を起こしてしまうことがあります。眠れないと症状が進行してしまうので、薬剤を用いて気持ちを鎮めて不安や緊張を取り除くことが大切です。
また、薬剤に頼るだけではなく、適度な運動や気分転換で気持ちをリフレッシュするよいうにしましょう。
アモバンの他にもよく使用される睡眠薬にルネスタ、マイスリーというものもあります。それぞれの違いや特徴、使い分け方法などを以下の記事で解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。