
アレルギー症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりの他に皮膚の痒みや蕁麻疹なども症状のひとつになります。
皮膚の痒みや鼻づまりなどのアレルギー症状は、夜間の睡眠を妨げ、寝不足となり免疫力が低下してしまいます。免疫力の低下は症状が悪化するなど悪循環に繋がるため薬剤を用いて症状を緩和することが大切です。
今回はアレルギンの効果や副作用について解説します。
効果
アレルギンはクロルフェニラミンマレイン酸塩を有効成分とする抗ヒスタミン剤です。
主に蕁麻疹、血管運動性浮腫、枯草熱、皮膚疾患に伴う掻痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹)に効果がある他、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ、鼻汁、咳嗽などにも効果のある薬剤です。
アレルギー反応は肥満細胞など免疫系細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されることにより症状が起こります。
アレルギンは、有効成分のクロルフェニラミンマレイン酸塩が体内のヒスタミン受容体に働きかけ、ヒスタミン受容体を遮断することでくしゃみや鼻水、皮膚の痒みといった症状を抑えてくれます。
内服方法は、成人に対して1回2~6mgを1日2~4回内服することで症状が軽減します。
効目が比較的早く持続時間も長いのが特徴です。
内服用量は年齢や症状により適宜調節するようにして下さい。
副作用
アレルギンは第1世代の抗ヒスタミン剤なので、抗コリン作用に関する副作用が起こることがあります。
主な副作用は、発赤などの過敏症や多尿、排尿困難、神経過敏、頭痛、焦躁感、複視、眠気、口渇、胸やけなどが起こることがあります。
また、血小板減少やAST(GOT)、ALT(GPT)、ALPの上昇など肝機能障害が起こることがあるので、長期間内服する際は血液検査を定期的に行うようにして下さい。
重大な副作用が起こることはほとんどありませんが、再生不良性貧血、無顆粒球症など見られることがあるので、状態を観察して異常がある時は医師に相談するようにします。
高齢者においては、肝機能や腎機能など生理機能が低下している可能性があるため、状態を観察しながら慎重に内服するようにして下さい。
抗コリン作用により緑内障など眼内圧が上昇したり、前立腺疾患のある方は症状が悪化する恐れがあるためアレルギンの内服は禁止となっています。
狭窄性消化性潰瘍、幽門十二指腸通過障害では、症状が悪化する恐れがあります。
循環器系疾患や血圧が高い方は血管の拡張が抑えられ、血圧が上昇する恐れがあるので注意して下さい。
薬剤の併用については、中枢神経抑制剤やMAO阻害剤、ドロキシドパなど内服している方は薬の相互作用で効果が増強したり、副作用に繋がるため医師に伝えるようにしましょう。
まとめ
アレルギンはアレルギー症状を抑えてくれる抗ヒスタミン剤です。くしゃみや鼻づまり、また、皮膚の痒みというようなアレルギー症状は不快なため早めに解消することが大切です。
また、アレルギー症状は不規則な生活や偏った食事など免疫力が低下した時に症状が悪化しやすいため日常から体力を維持するようにしましょう。