
現代は、食事の欧米化から高血圧症など生活習慣病を引き起こしやすいと言えます。
高血圧の原因は加齢による血管の老化の他に、塩分の過剰摂取や偏った食習慣、ストレス、疲労、運動不足、肥満などが関係しています。また、生活習慣病が原因以外では、遺伝やホルモン異常など体質が関係していることもあります。
血圧が高い状態では、血管に負担がかかり、動脈硬化を引き起こし心臓疾患や脳血管疾患などのリスクが高まるため、重大な病気を引き起こさないためにも血圧の高い方は血圧をコントロールする必要があります。
今回は血圧を下げる薬剤のアイミクス配合錠の効果や副作用について解説します。
効果
アイミクス配合錠は2種類の有効成分、イルベサルタンとアムロジピンを配合した血圧を下げる薬剤です。
高血圧症の方を対象に処方される薬剤で血圧を下げる作用があります。
- イルベサルタンは血圧の上昇に関与する体内物質を抑えて、体内の血管拡張作用や水分やイオンバランスを整え、心臓や腎臓の負担を軽くして血圧を下げる効果があります。
- アムロジピンは心臓や体内の血管を拡張させ、血流を改善して血液の抵抗を弱めて血圧を下げる効果があります。
二つの有効成分が共に作用して血圧が下がり、心臓や血管の負担を弱めてくれます。
成人に対して、1日1回1錠を内服することで症状が緩和するでしょう。
アイミクス配合錠は高血圧症の第一選択薬として用いるのではなく、単剤で効果が得られないときに内服すると効果が期待できます。
副作用
病気を改善する薬剤などはしばしば副作用が起こることがあるので、注意して内服するようにします。
主な副作用は、めまい、ふらつき、浮腫、肝機能障害など見られることがあります。
その他、悪心、嘔吐、胸やけ、胃部不快感などの消化器系症状や動悸、顔面紅潮、起立性低血圧、胸痛、不整脈などの循環器症状、腎機能値や代謝異常など現れることがあります。
重篤な副作用として、血管浮腫など見られますので、顔面や口唇、咽頭、舌などの腫れはないか観察するようにします。
ショックや失神、意識消失などでは、冷感や嘔吐など症状がないか状態を観察して、異常が見られたときは医師による適切な処置を受けるようようにして下さい。
腎不全や肝機能障害、低血糖なども重篤な副作用として見られます。
横紋筋融解症の特徴的な症状として筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中や尿中ミオグロビン上昇など現れることがあるので、この様な症状が見られたら適切な処置を受けるようにして下さい。
高齢者の方が内服する場合には、急激に血圧を下げると、脳梗塞を起こす確率が高くなるため、慎重に投与するようにします。
持病があり、他に薬を内服している場合には薬の相互作用で薬剤の効果が強まったり、反対に弱くなるなど副作用に繋がる恐れがあるので、他に内服している薬がある場合は医師に伝えるようにして下さい。
アイミクス配合錠の成分に過敏症の方や妊婦または妊娠の可能性のある方、アリスキレンの薬剤を内服している糖尿病の方は内服禁止となっています。
血圧などの薬は副作用が起こらないように定期的に医師の診察を受け、血液検査をするなど状態を確認するようにしましょう。
まとめ
アイミクス配合錠は血圧をコントロールする薬剤です。
血圧が高くなると血管に負担がかかり、思わぬ病気を引き起こしてしまいます。血圧を下げるには、内服治療も大切ですが、薬剤と合わせて運動療法や食事療法などで改善するようにしましょう。