
皆さんはリンデロンという軟膏をご存知でしょうか?VG軟膏やV軟膏、A軟膏など、様々な商品があります。今回は、そんなリンデロンシリーズから、リンデロンA軟膏の効能・副作用について見ていきたいと思います。
目次
効能について
リンデロンA軟膏は、炎症を抑える「合成副幹腎皮質ホルモン剤(ステロイド)」と抗菌作用がある抗生物質の配合剤なので、目や外耳、鼻のかゆみ、赤みや腫れなどの症状を改善します。
ほとんどの場合は、細菌感染を伴うか、感染している恐れがある眼科疾患や外耳の湿疹、皮膚炎、進行性壊疽性鼻炎(鼻づまり、顔面の腫れ、膿や血を含んだ鼻汁などの症状が始まること)などの治療に使われます。
用法・用量
- 基本的には、1日に1回〜数回、適切な量を患部に添付していきます。また、治療を受けている疾患や症状によって使用量が違うので、必ず指示された使用方法に従って使うようにしてください。
- 必ず使用前には手を洗い、清潔な状態で使うようにしてください。
- 薬を使用した後は、清潔なガーゼやティッシュペーパーなどで薬の口を拭き、しっかりと蓋を閉めて保管してください。
- 薬を使用する際には、先端が目や鼻、耳といった患部に直接触れないように気をつけましょう。
- 塗り忘れた場合、気がついた時に塗りましょう。また、次に塗る時間が近い場合は、その時まで塗らないでください。
- 塗りすぎてしまった場合、医師・薬剤師に相談するようにしてください。
- 症状が治ったからといって、自己判断で使用を中止しないでください。
使用上の注意点
使用前に担当医・薬剤師との相談が必要な場合があります。
- 以前に医薬品でアレルギー症状(かゆみ・発疹など)が現れたことがある。
- 鼓膜に障害を抱えている。
- 妊娠中・授乳中で他の薬を使用している。(薬同士作用を強めたり、弱めたりする可能性があるので、他に使用中の一般医薬品や食品も含めて注意する必要があります。)
- 角膜上皮剥離、角膜潰瘍、ウイルス性結膜・角膜疾患、結膜性眼疾患、真菌性眼疾患、耳・鼻に結膜性・ウイルス性疾患がある。
副作用について
以下に、リンデロンA軟膏の副作用として見られるものを挙げていきます。これらの症状に気付いたら、医師・薬剤師に相談しましょう。
一般的な副作用
眼瞼炎(がんけんえん)
瞼(まぶた)に起こるアレルギー性の炎症です。症状としては、かゆみを伴った発疹・発赤や浮腫が生じ、それが水疱へと変化します。
結膜炎(けつまくえん)
黒目の表面にある角膜が炎症を起こしている状態です。
刺激感
ほてった感じやヒリヒリとした感じが出ます。
接触性皮膚炎
かぶれやアレルギー性の湿疹が生じます。
副作用の初期症状
下記以外にも気になる症状があった場合は、使用を止めて、病院で医師に相談をしましょう。
非可逆性の難聴
耳が聞こえなくなったり、耳鳴りがしたりします。他にも耳が詰まったように感じたり、めまいが生じることもあります。
緑内障
目の痛みや視力の低下、頭痛といった症状が現れます。軟膏を連続して使用した場合に見られることがあります。
穿孔(せんこう)
角膜ヘルペスや角膜潰瘍、外傷などに使用した時に、目がかすんだり、涙が出たり、眩しさを感じることがあります。
後発白内障
長期にわたって使用した場合、目のかすみや眩しさ、視力の低下が現れることがあります。
その他
角膜ヘルペスや角膜真菌症、緑膿菌感染症を誘発することもあります。
まとめ
今回は、リンデロンA軟膏の効能や副作用について見てきました。こちらの軟膏だけに限ったことではありませんが、用法・用量を守り、正しく使うようにしてください。