
痛みを抑えるには薬を飲んで身体の中から抑える方法と湿布薬など体の外側から痛みを和らげる方法があります。湿布などは外から貼ったひんやり感で痛みがスーッと引くのが実感できたり、気軽に利用できるのも良い点です。
また、副作用がほとんどないので突然痛み出した腰痛や関節痛、筋肉痛にも便利です。今回は、そんな症状におすすめのロキソプロフェンNAテープの効果や副作用について説明します。
効果
ロキソプロフェンNAテープは、ロキソプロフェンナトリウム水和物を主成分とした経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤の外用薬です。非ステロイド抗炎症薬で消炎鎮痛効果が期待でき、変形性関節症、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛等に効果を発揮します。
痛みが起こる原因としてプロスタグランジンの物質が関係していますが、主成分がシクロオキシゲナーゼの作用を阻害することによりプロスタグランジンの産生を抑制して痛みや炎症が起きるのを防いでくれます。
また主成分のロキソプロフェンナトリウム水和物が皮膚を介して患部に浸透することで痛みや炎症を鎮めてくれます。
そのほか、ロキソプロフェンNAテープに含まれているl-メントールの爽快感で痛みが徐々に引いていくのが実感できるでしょう。1日1回患部に貼るだけで痛みが緩和されます。
副作用
ロキソプロフェンNAテープは外用薬で血中に吸収されないため副作用は少なめとなっています。副作用としては、皮膚の発赤や発疹、接触性皮膚炎、刺激感、皮膚の紅潮などが見られることがあります。
また、消化器系では、胃部不快感や上腹部痛、下痢、軟便や肝機能値の上昇などが起こることがあります。このような症状が見られたら副作用の可能性があるので医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
外用薬ですので血中への吸収はほとんどありませんが、わずかに吸収されることがあるため、アスピリン喘息(解熱鎮痛剤での喘息発作)のある方は発作を誘発する恐れがあるため使用しないようにして下さい。
また薬剤アレルギーのある方も専門家のアドバイスに従い使用するようにしましょう。高齢者など皮膚が弱い方や敏感肌の方はかぶれる可能性があるため皮膚の状態を観察しながら貼付するようにして下さい。
妊娠中や妊娠の可能性のある方、授乳中の方は医師の指示に従ったり、薬剤師に相談するなどして使用するようにしましょう。
湿疹や発疹のある箇所や皮膚の損傷部位に貼ると皮膚の状態が悪化しますので粘膜や傷がある個所に貼らないようにして下さい。
まとめ
ロキソプロフェンNAテープは痛みや炎症を和らげてくれる外用薬です。血中に吸収されるのは微量ですが、薬剤アレルギーのある方は専門家に相談してから貼るようにしましょう。外用薬を貼る時は傷や湿疹がないか皮膚の状態を観察して貼るようにして下さい。