
花粉症などによるアレルギー性鼻炎や蕁麻疹、湿疹や皮膚炎などによるかゆみに高い効果のあるアレロックは、子どもにもよく処方されます。
子どもに服用させる場合、いつも以上に副作用が気になりますね。今回は、アレロック顆粒の副作用についてまとめます。
アレロック顆粒について
アレロック顆粒は、第二世代の抗ヒスタミン薬に分類され、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、湿疹、皮膚炎などのかゆみを抑える効果があります。アレロック顆粒は、2歳以上から服用できるため子どもに対しての処方も多くあります。
ちなみにアレロック錠やOD錠は原則7歳以上から服用でき、7歳未満の適応はありません。花粉などアレルギーを起こす物質の刺激を受けると体内の肥満細胞からヒスタミンという化学伝達物質が放出されます。
このヒスタミンがヒスタミン受容体という受け皿にくっつくことで、かゆみやくしゃみ、鼻水などのアレルギー症状が引き起こされます。
アレロック顆粒の成分オロパタジン塩酸塩は、このヒスタミン受容体をブロックして、ヒスタミンがくっつかないようにして、アレルギーの諸症状の発現を抑えます。
さらに、アレロック顆粒には、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギー反応を起こす化学伝達物質の放出を抑える作用もあります。
このように、アレロック顆粒には、すでに生じているアレルギー症状を抑える効果とアレルギー症状が出ないように予防する効果もあります。
したがって、花粉飛散する1~2週間前から予防的に服用することで、花粉症の症状が現れないように抑える効果が期待できます。
アレロック顆粒の副作用は?
アレロック顆粒の副作用には、眠気や倦怠感、肝機能値上昇、口渇などがあります。中でも、眠気は7%の人にみられ、小児でも3.9%の報告があります。
アレロックは抗ヒスタミン薬の中でも効き目の高い薬です。その分、眠気も多く見られます。アレロック顆粒を服用中は、自動車の運転、高所での作業、危険な機械の操作は避けるようにしましょう。お子様の場合も同様に高所での遊びなど注意が必要です。
また、眠気の出方には、個人差がありますが、生活に支障がある、学校で授業に集中できないほどの眠気の場合は、医師に相談して、他の薬に変更してもらうと良いですね。
その他、重大な副作用として、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸の報告がありますので、服用中は、十分注意をして、疲れやすい、白目が黄色いなどの症状が認められたら、直ちに、医師の診察を受けましょう。
まとめ
アレロック顆粒は、2歳から服用できる第二世代の抗ヒスタミン薬です。効き目が高いですが、その分眠気も出やすい薬です。
自動車を運転する機会の多い人や仕事で高所での作業や危険な機械の操作に従事している人は、眠気の少ないタイプの薬もありますので、医師と十分相談しましょう。