
ヘルパンギーナは夏風邪の一種で毎年6月~8月に流行する感染症です。38度以上の高熱と喉や口の中が赤く腫れて水泡ができるのが症状の特徴です。
数日の内に症状は治まっていきますが喉や口の中の痛みが強いため飲み物や食べ物が摂りづらく小さい子供には辛い病気です。
大人が感染する場合もあるので油断できない病気ですが、治療に使われる薬にはどんな物があるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
ヘルパンギーナの薬について
ヘルパンギーナはエンテロウイルス群によるウイルス感染症で、発症した場合「特効薬」はなく症状を和らげる薬による対処療法が主となります。
病院から症状にあわせた薬が処方されますが、市販薬も含めて代表的なお薬について紹介していきます。ヘルパンギーナにかかった時、発熱や頭痛に対しての薬は「アセトアミノフェン」が成分の解熱鎮痛剤が処方されます。
ヘルパンギーナにおすすめの薬は?
カロナール

カロナールは、作用の穏やかな解熱鎮痛剤で効果は緩やかですが、副作用が少ないため長期の使用も比較的安全なお薬です。
子供や赤ちゃんにも処方されることが、多く軽度から中等度の広範な痛みに適用します。風邪やインフルエンザにかかった時の解熱鎮痛剤としてもよく処方されるお薬です。
タイレノールA

武田薬品工業から市販されているタイレノールAは、アセトアミノフェンの成分が単体で入っているため、解熱・鎮痛効果は穏やかで胃に負担をかけづらいお薬です。
また、タイレノールAについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ケナログA口腔用軟膏

ケナログA口腔用軟膏は、副腎皮質ステロイドの作用により口の中の炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。軟膏なので直接塗って使うお薬です。病院で処方されますが、ドラッグストアでも市販薬として購入ができます。(画像のサイトからも購入可能です。)
効果的な使い方としては、口の中を清潔にし、口内炎の部分の水分を軽く拭き取ります。この時、刺激の強い歯磨き粉や洗口剤を使ったりすると痛みが強くなりますので注意しましょう。
水分を拭き取ったら指か綿棒に小豆程度の軟膏を取り患部に塗ります。すり込まずに口内炎を覆うように塗ってください。また、ケナログAを塗った後は30分程飲食を控えましょう。毎食毎と就寝前に塗布する事で痛みが和らいできます。
ケナログA口腔用軟膏については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
脱水症状には要注意!

ヘルパンギーナにかかった時は脱水症状になりやすいため、身体に吸収されやすい水分がお勧めです。画像の「経口補水液 OS‐1」は、電解質と糖質のバランスを考慮されていて電解質を補給、維持するのに適した病者用食品です。
*薬ではありませんので、ヘルパンギーナの治療そのものに効果はありません。
まとめ
ヘルパンギーナには「特効薬」がなく、残念ながら予防のためのワクチンもありません。
症状を和らげる効果がある市販薬もありますが、できるだけ病院を受診し適切な診断を受け治療を受ける事が重症化させないために重要な事と言えます。
治療は対処療法のみとなりますので、安静を保ち体力を落とさないように気をつけて治るのを待ちましょう。