
アデノウイルスやコクッサキーウイルス、エコーウイルスなどが原因となって引き起こされる夏風邪ですが、他の季節の風邪と比べるとお腹に来ることが多いです。今回は、夏風邪で腹痛になった時の対処法について解説していきます。
なぜお腹に来るのか?
夏に胃腸に来るのは、アデノウイルスやエンテロウイルスに感染するためです。これらのウイルスが腸管で増えると下痢や腹痛が起こります。下痢は、ウイルスを排泄するための防御反応です。
自己判断で下痢を止める市販の薬などを服用すると、ウイルスが体外に排泄されなくなり症状が長引くことになります。
夏風邪にかかったかも知れないと思ったら、早めに受診して適切な診断と処方薬をもらうことが重要です。
腹痛や下痢の時の対処法
下痢や腹痛が酷いときは、どのような対処をしたら良いのでしょうか。一番重要なのは、ウイルスを早く体外に排出することです。
下痢を止めずに全て出し切ってしまいましょう。しかし、同時に脱水にもなりやすいので、水分補給はこまめにしてください。
もし、嘔吐がある場合には、嘔吐してから30分は水分を取らずに様子を見てから少しずつ水分補給をして下さい。嘔吐してすぐに水分を取ると、刺激によりまたすぐに嘔吐してしまいます。
腹痛・下痢・嘔吐ともに水分の補給が必要ですが、ミネラルも同時に失っていますので、経口補水液などで塩分も一緒に補給するようにしましょう。
胃腸風邪の場合、食べられない時は食べずに様子を見てください。少し症状が落ち着いたら、柔らかく温かいものを少しずつ食べ、大丈夫そうだったら通常食に戻しても良いでしょう。
また、腸内バランスが崩れていますので、ヨーグルトやオリゴ糖などで腸内環境を正常に戻し、また同じ様な風邪にかからない様に善玉菌を増やして免疫力を高めましょう。
症状が酷く、消耗が激しい場合には、迷わず医師に診察してもらってください。
夏風邪の予防法
夏の風邪は予防が第一です。また、免疫力が高ければ、ウイルスが体内に入っても発症まで至らないこともあります。予防と免疫力を上げて、夏を乗り切りましょう。
予防に有効なのは手洗い・うがいです。ウイルスは飛沫感染だけでなく、手を介して口や鼻の粘膜からも感染します。冬だけでなく、年間を通して手洗いとうがいの習慣を付けましょう。
また、規則正しくバランスの良い食生活で体調を整え、免疫を活性化して下さい。睡眠は、6時間半から7時間取ると免疫力アップに繋がります。
まとめ
今回は、夏風邪で腹痛になった時の食事・薬での対処法をご紹介してきました。夏風邪には気をつけて、夏を存分に楽しんでいただければと思います。