
毎年夏になると夏風邪が流行しますね。一般的に「夏の風邪は長引く」 とも言われているように、たかが風邪だからと言って侮ることはできませんね。
さて、そんな夏風邪ですが今年2016年にはどのような流行を見せるのでしょうか。ここでは、2016年の夏風邪の特徴についてまとめていきたいと思います。
目次
そもそも夏風邪って?
風邪と一口に言っても、その原因ウイルスは200種類以上あり、どのウイルスが原因かによって現れる症状にも違いが出てきます。
夏風邪についても同じことが言えて、子供の場合、「三大夏風邪」というものがあり、それぞれ原因となるウイルスが異なります。
また、大人の場合は、「ライノウイルス」が原因となって風邪を引き起こすことがあります。ここでは、三大夏風邪とライノウイルスについて簡単にまとめておきます。
三大夏風邪
三大夏風邪とは、「手足口病」「咽頭結膜炎(プール熱)」「ヘルパンギーナ」の3つを指します。それぞれの特徴を簡単に見ておきましょう。
手足口病
コクサッキーウイルスが原因となって引き起こされ、発症直後は発熱と喉の痛みが見られます。その後、手・足・口に水疱が発生します。
咽頭結膜炎
一般的に「プール熱」として知られている病気で、アデノウイルスが原因となって引き起こされます。発熱や頭痛、食欲不振、喉の痛みといった症状が見られます。
ヘルパンギーナ
コクサッキーウイルスやエコーウイルスが原因となって引き起こされ、発熱や口内の水疱といった症状が見られます。
*いずれの場合も、放置しておくと合併症を引き起こす可能性があります。できるだけ早く病院に行くようにしてください。
ライノウイルス
大人が夏風邪に感染する場合には、このライノウイルスが原因になっていることが多いと言われています。
主な症状としては、発熱や鼻水、鼻づまりといったものがあります。また、咳や痰といった症状が出ることは少ないです。
2016年の夏風邪の特徴は?
昨年2015年は三大夏風邪の1つ手足口病が大流行したことでメディアで騒がれましたね。また、一昨年には、ヘルパンギーナが流行していました。
このようにどの年にどの夏風邪が流行するかは判断しにくい部分がありますすので、今年の夏風邪の特徴も流行するウイルスによって異なってきます。
ただ、1つ言えるのは、どのウイルスであってもしっかりと予防すれば感染を防げるということです。
ですので、これから紹介する予防法を参考にして、夏風邪にかからないような対策を取っていただければと思います。
夏風邪にならないために
どのウイルスが流行するか分からない以上、どんなウイルスが流行してもいいように準備しておく必要があります。
手洗い・うがい
どんな病気の予防にも繋がることですが、夏風邪の原因ウイルスは手についたり、口から侵入してきたりします。ですので、外から帰ってきたら、手洗いやうがいを徹底するようにしましょう。
また、冬ならばマスクをつけても問題ありませんが、夏場にマスクをつけていると暑くて大変ですし、熱中症になるかもしれないという不安もありますよね。
そのことも考えて、手洗い・うがいでウイルスをやっつけるようにしましょう。
クーラーは使いすぎない
夏に体調を崩したり、夏風邪を引いてしまったりする原因には、クーラーが関係していることも多いです。
たしかに、暑い夜が続くとついついクーラーをつけたまま寝てしまうこともあるかと思いますが、それが原因となって夏風邪を引いてしまうという人もたくさんいます。
また、日中設定温度を低く設定しすぎたせいで、外との気温差が大きくなってしまい、自律神経が弱り、風邪を引いてしまうこともあります。
ですので、「できるだけクーラーを使いすぎずに、使う場合は設定温度を28度に」を心がけてください。
夏バテにも注意する
先ほど、クーラーを使いすぎないようにと書きましたが、だからといって全く使わないのも危険です。夏の暑さで疲れやすくなっていると、免疫力が低下しがちになってしまいます。
ですので、夏場とは言えども規則正しい生活を送るようにして、体力・免疫力を落とさないように気をつけましょう。
夏風邪の原因ウイルスには、冬に流行するウイルスが低温や乾燥を好む一方で、夏に流行するウイルスは高温多湿を好む傾向があります。
夏風邪になってしまったら
夏風邪の治し方で注意が必要なのは、冬の風邪とは治し方が違うというところです。先ほども見てきたように、夏と冬では、風邪の原因となるウイルスが違います。
従って、治す場合でも、ウイルスに適した方法を取らなければなりません。詳しく見ていきましょう。
水分を補給する
夏は汗をたくさんかくので、体内から水分を失いやすくなってしまいます。こうして、水分が不足してしまうと体内のウイルスを排出しづらくなってしまうので、水分補給をしっかりと行うようにしましょう。
しっかりと休む
体が疲れていると風邪を引いてしまうことがあるように夏風邪になってしまったら、しっかりと体を休めるようにしてください。
熱が高くないようなら、ぬるめのお湯に浸かって新陳代謝を上げるのも1つの方法です。また、食欲がない場合には、昔ながらの方法で梅干しを食べて体調を整えるという方法もあります。
下痢止めは使わない
下痢の症状が出ているとどうしても下痢止めを使いたくなってしまいますが、この下痢はウイルスを体外に排出させるためのものですので、無理に薬で止めないようにしてください。
症状がひどい場合は病院へ
もし、夏風邪の症状がひどい場合には、病院に行って、しっかり見てもらうようにしましょう。
まとめ
今回は、2016年の夏風邪についてまとめてきましたが、「どのウイルスが流行するかは分からない」というのが率直なところです。
ですので、どのウイルスが流行してもいいように、しっかりと夏風邪予防に努めるようにしてくださいね。