
突然襲う腰の痛み。立とうにも上半身を持ち上げることすらままならず、横たわるしかない。そんな経験をした方もいらっしゃると思います。
こうした突然の腰の激痛を「ぎっくり腰」と呼んでいますが、今日は、ぎっくり腰がストレスが原因となって生じる可能性があるという観点からお話ししたいと思います。
ぎっくり腰の原因は?
一般的にぎっくり腰という症状名がよく知られていますが、整形外科などに行くと、「急性腰痛」や「椎間捻挫」などと診断されることもあります。
症状は、突然腰にグキっという衝撃とともに激痛が走り、立つことや歩行をはじめ、生活全体に支障が出てしまいます。
ぎっくり腰が起こるシチュエーションは人によってさまざまです。引越し作業などで重い荷物を持っていた時、スポーツで強い衝撃が腰に加わった時、普段は何でもない洗顔など通常どおりの動作を行った時など、比較的大人に起きる腰痛です。
ぎっくり腰の症状は患者それぞれ似通っていますが、レントゲンを撮っても何か問題があるわけではなく、原因がわからないことも少なくないと言います。
ぎっくり腰を引き起こすこととして挙げられる、主なものは「筋肉疲労」「骨盤の歪み」「過重負荷」の3つが挙げられます。これらの他にストレスも挙げられます。これについては次の項で詳しくご説明します。
ストレスが原因になるこも?
ぎっくり腰でストレスというと意外に思われるかもしれません。ストレスを感じると、人間のリラックスと興奮状態を司る自律神経が乱れます。自律神経のオンとオフが正常に働くことによって、人間の精神や体はバランスが保たれ、健康的な生活ができます。
しかし、ストレスによって自律神経が乱れると、人間の体の大動脈である血管の流れが悪くなります。血流が悪くなるということは、筋肉の動きも悪くなり、臓器の働きも低下します。
そこへ、長時間のオフィスワークや立ち仕事、肉体労働といった同じ姿勢を続けることで、筋肉に疲労物質がたまり、ふとした負荷や動作が引き金となってぎっくり腰になってしまうのです。
血管は血を運ぶだけでなく、体が十分に機能するために必要な栄養素や酸素を運んだり、老廃物を排出する働きもあります。栄養不足なうえ、疲労ばかりがたまった腰の悲鳴。それがぎっくり腰なのかもしれませんね。
まとめ
ぎっくり腰の原因がストレスだとは意外かもしれません。ストレスそのものは、感じもので目には見えませんが、ぎっくり腰やその他の体の不調として目に見える形で現れます。
ぎっくり腰は痛く、生活にも支障が出て、精神的にも参ってしまう症状です。日頃から同じ姿勢を続けない、たまには体をほぐすなどして、心だけでなく体へのストレスも減らすように心がけましょう。