
偏頭痛が起きると、ひどいときには、吐き気を伴ったり、寝込んでしまったり、かなり辛い時間を過ごすことがあります。このような偏頭痛はどうして起こるのでしょうか?
今回は、偏頭痛の原因と治す方法についてまとめます。
偏頭痛とは?
偏頭痛とは、こめかみ周囲がズキンズキンと脈を打つように痛む頭痛です。
その痛みは、片側のみの場合もあれば、両側であったり、頭部全体が痛くなったりします。その痛みは、動くとひどくなります。
頭痛が起こる前に、キラキラした光やギザギザした光が見える、言葉が出にくくなる、体がしびれる、体の力が抜けるといった前兆症状がある場合もあります。ひどいときには、頭痛とともに吐き気や嘔吐をおこすこともあります。
その他、いつもは気にならない程度の光や音、匂いがとても気になるのも偏頭痛の特徴です。
偏頭痛の原因は?
偏頭痛は、何らかの原因により、顔の感覚や運動をコントロールする三叉神経(さんさしんけい)が刺激されて、血管を拡げる働きがある物質が分泌され、頭部の血管を拡げることにより、炎症が引き起こされ、その炎症によりさらに、どんどん血管が拡がっていく反応が脳に伝わって、頭痛が起こると考えられています。
偏頭痛を起こす原因としては、さまざまなことが考えられています。ストレスによるもの、疲労、寝過ぎ、寝不足などの精神的な影響、空腹、アルコールの摂取などの食事の影響、天候の変化、気圧の変化など環境的な影響が言われています。
その他、家族内で偏頭痛を持つ人が多いことから、遺伝的な要因も考えられています。
さらに、偏頭痛は、男性に比べ、女性に起こることが多い頭痛です。このことから、月経周期の女性ホルモン量の変化が関係しているのではないかといわれています。
治す方法は?
①冷やす
偏頭痛は、血管が拡がることで痛みを起こしているため、痛みのある部分を冷やすと、血管が収縮し、痛みが和らぎます。
偏頭痛のあるときに、入浴やマッサージ、痛みのある部分を温めるといったことは、頭痛を悪化させますので、避けましょう。
②安静にする
偏頭痛は、動くと痛みがひどくなり、光や音、匂いにも敏感になるため、暗めの静かな部屋で横になって、患部を冷やしながら休むと良いです。
③コーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには、血管を収縮する作用があるため、偏頭痛時にコーヒーを飲むと効果的といわれています。その他、カフェインが含まれている紅茶や緑茶なども良いですね。
ただし、飲み過ぎはいけません。カフェインの取り過ぎは、頭痛を引き起こすともいわれていますので、注意が必要です。
④薬を飲む
一般的には、軽度から中等度の痛みの場合は、ロキソプロフェンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)で痛みを和らげることができますが、中等度以上の頭痛や軽度でもNSAIDsで効果がない頭痛には、トリプタン製剤といわれる偏頭痛に特化した薬が使用されます。
偏頭痛が起きたら、痛みがひどくなる前に、早めに薬を飲むと良いですね。偏頭痛の症状は、さまざまであるため、医師の診察を受け、適切な薬剤を処方してもらうことが重要です。
まとめ
偏頭痛は、ストレスなどの精神的な影響、アルコールなどの食事の影響、天候などの環境的な影響などさまざまな原因によって引き起こされると考えられています。
偏頭痛を治す方法としては、患部を冷やしたり、安静にするなどがすぐにできる対処もありますが、頻回な頭痛は、早期に医師の診察を受けられることをおすすめします。