
腎不全は、腎臓の機能が低下し、進行すると生命に関わる深刻な症状が生じる場合もある病気です。長期にわたる透析などの治療が必要となる場合もあります。ここでは、腎不全はどのような原因で生じるのかについて紹介していきます。
病気によって腎臓が損傷
他の病気により腎臓の糸球体が損傷を受けることで腎不全が生じる場合があります。それらの病気としては、例えば、急性糸球体腎炎や溶血性尿毒症症候群などが挙げられます。溶血性尿毒症症候群はO-157大腸菌を挙げることができます。
腎臓の血流量の減少
腎臓の尿細管は、酸素不足になると機能が低下、あるいは不全してしまうと言われています。
そのため、何らかの原因、例えば大量出血や心筋梗塞などで血圧が急速に低下し,腎臓へ流れる血液の量も減少した場合、これに伴い血液によって運ばれる酸素量も減少します。
こうした血流不足に伴い、尿管を組織している細胞が酸素不足のために死んでしまうことがあります。これにより腎不全が生じることがあります。
尿流障害
前立腺肥大などの病気によって、尿道が閉鎖されると尿がでなくなり、これに伴い腎臓における尿をつくる機能も停止します。これにより腎不全が生じることがあります。
薬剤に対するアレルギー
抗生物質や鎮痛剤などの薬剤に対するアレルギーが原因となって腎不全が生じることもあります。こうした薬剤によるアレルギーは、間質と呼ばれる部分で起こることが多いようです。
間質は、腎臓内の血管や、ネフロンと呼ばれる腎臓の基本単位の間にある部位で、ここが炎症を起こすことで血管やネフロンが圧迫され、その結果尿がつくられにくくなる状態が生じ、腎不全につながると言われています。
生活習慣
喫煙や飲酒、バランスを欠いた食事、ストレスなどの生活週間は、直接的・間接的に腎不全の原因となることがあります。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を患っている方は、急性腎不全を発症しやすいと言われていますので注意が必要です。
まとめ
腎不全の主な原因について紹介してきました。他の病気に伴って生じる場合や、薬剤によるアレルギーによって生じる場合などもありますが、生活習慣を見直すことにより防ぐことも可能であることも指摘できました。
日々バランスのよい食事をとるように心がけ、ストレスをためないように工夫することは腎不全の予防につながるので、ぜひ心がけたいものですね。