
感染性胃腸炎とはさまざまなウイルス、細菌、寄生虫が原因となって起こる胃腸炎です。感染症には、潜伏期間と言って、病原体が体内に入ってから症状が出るまでの期間があります。今回は主にノロウイルスとロタウイルスについて見ていきましょう。
目次
ノロウイルスとロタウイルスについて
ノロウイルスはカキなどの二枚貝が原因となり、何度も再感染を起こします。ロタウイルスは乳幼児に発症すると考えられがちですが、実は大人も感染し、場合によっては症状が出ることもあります。
どちらも大人・小児両方に感染し、水分補給や点滴などの対症療法しか治療法がないため、十分に気を付けていただきたい病気です。
ノロウイルスの潜伏期間はどれくらい?
ノロウイルスの潜伏期間は約24〜48時間と言われています。潜伏期間を経て、下痢、嘔吐などが出現します。中には、それよりも早く症状が出る方もいますので、あくまでも目安にしてくださいね。
ノロウイルスが潜伏期間にうつる可能性は?
潜伏期間中に他人にうつる可能性は低いですが、ゼロではありません。ノロウイルスは咳やくしゃみなどの飛沫感染、そして接触感染が主な感染経路となっています。
そのため、潜伏期間中も便や唾液などに少量のウイルスが含まれています。最もウイルスが外に出るのは、下痢や嘔吐などの症状が出始めてからです。
症状が治まってもしばらくは便などからうつる可能性がありますのでこの期間も気を付けてください。
ロタウイルスの潜伏期間はどれくらい?
ロタウイルスの潜伏期間は約24〜72時間です。その後、激しい嘔吐や下痢が始まります。
ロタウイルスが潜伏期間にうつる可能性は?
ロタウイルスは感染力がとても強いウイルスです。ごくわずかな量でも感染にいたるケースがあります。潜伏期間中にも、便や唾液などからウイルスが少量ずつ排出されていますので、うつる可能性はもちろんあります。
また、嘔吐や下痢などの症状が始まると、大量にウイルスが排出されます。注意しなければならないのは、症状が治まった後です。症状が治まっても1週間ほどはうつる可能性がありますので十分に気を付けてください。
まとめ
今回は、冬場になりやすく、明確な治療法が未だに確立されていないノロウイルス・ロタウイルスについてご紹介しました。
この他にもさまざまなウイルスや細菌、寄生虫が感染性胃腸炎の原因となります。その病原体によって潜伏期間や感染経路、他の人に感染するおそれのある期間は異なりますので、必ずチェックしましょう。