
皆さんは、手足口病をご存知ですか?小さい頃なったことがある!という方もいるかもしれません。そう、イメージとしては小さい子がかかる病気ですが、大人にも感染する病気なんです。実は怖い!?手足口病。今回は、手足口病の完治までの期間などについてご紹介します。
いつ、どこで感染するの?
手足口病は、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスと呼ばれるウイルスに感染することで発症します。
このウイルスは特別に珍しいわけではなく、ほかの風邪同様、空気感染や、ウイルスに触った手が触れた物品を介してなどで感染する、いわばありふれたウイルスなのです。
このウイルスがとくにはやるのは、5歳以下の乳幼児の間です。これは、保育園や保育施設において、生活環境が近く、お互いの衛生感覚が発達していないことから集団感染へと広がるのです。
しかし、大人でも、ウイルスをもった子供に触れたり、おむつ替えを通して感染することがあります。
感染したら、どんな症状が出るの?
その名の通り、手と足と口に小さな水泡性の発疹ができます。発熱も起こる場合がありますが、おおかた3~4日で収まります。
乳幼児が感染した場合、口腔内の水泡や傷の痛みにより、食欲が落ちてしまったり、脱水症状を起こす可能性もあります。
大人の場合は、子供に比べると患者数は少ないのですが、症状は重症化しやすくなる場合もあるので注意が必要です。
子供の場合では、あまり高熱が出ることはありませんが、成人の感染者の場合3割程度に40度近い発熱が見られます。また、子供と異なる点として、発熱のほか頭痛や筋肉痛が現れることもあります。
感染したらどうするの?どれくらいで治る?
手足口病に特効薬や予防のためのワクチンは現時点ではありません。したがって、感染した場合は解熱剤、鎮痛剤、液体による栄養補給などそれぞれの症状に合わせた治療法が用いられます。
とくに乳幼児の場合、重症化の危険性はまれですので、経過を観察し、症状を軽減していくという方法がとられます。安静にし、きちんと治療をすればたいていは数日で治る病気で、水泡なども長くても7~10日ほどで治ります。
ただ、高熱が2日以上続く、薬を飲んでも一向に回復しないなどが見られた際は、すみやかに医療機関で受診してください。
まとめ
かるく見られがちな手足口病ですが、感染してからでは後悔先に立たず。普段の生活からしっかりと手洗い、うがいをして感染予防をしましょう。
とくに人が多い場所や、夏の衛生環境の悪化や、暑さによる生活リズムのみだれにも注意し、免疫力を下げないよう規則正しい生活を心がけましょう。