
嘔吐や下痢などを引き起こす食中毒は、細菌がついた食品などを摂取することで発症しますが、一度体内に入り込んだ細菌は殺菌することはできないので、基本は、いち早く食中毒菌を体外に排出することが大切です。
食中毒にはさまざまな種類の細菌があるため、高熱や頭痛、出血を伴う下痢などの症状が出ている場合は、医療機関を受診し検査を受けましょう。
自己判断で下痢止めなどの薬を飲んでしまうと、細菌が排出されず、重篤な症状を起こしてしまうため注意が必要です。食中毒は、医療機関を受診することが基本ですが、軽い症状の場合に効果のある市販薬をご紹介致します。
新ビオフェルミンS

武田薬品工業から販売されています。ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌といった乳酸菌により腸内環境を整えます。軟便など食中毒の初期に加え、日常の整腸剤として使用できます。
また、新ビオフェルミンSについては、こちらの記事でも解説しています。
エスセレクトビオファイン

アサヒフード&ヘルスから販売されています。ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌の乳酸菌により、整腸作用があります。ビタミンB1・B2も配合されています。
また、エスセレクトビオファインについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
エスセレクトビオラーゼEX錠

米田薬品から販売されています。胃の機能を高め、大腸が正常な状態に回復するよう作用します。納豆菌や乳酸菌を使用しています。
また、エスセレクトビオラーゼEX錠については、こちらの記事でも紹介しています。
水分補給もしましょう!

水分補給には大塚製薬の「オーエスワン」がおすすめです。糖質と電解質配合の経口補水液で、食中毒の際の発熱、嘔吐、下痢などによる脱水症状に効果があります。厚生労働省の認可を受けています。
スポーツドリンクのような水分補給としてではなく、脱水による電解質が失われた場合に効果的に作用します。高血圧や糖尿病などの持病がある人は、まずかかりつけ医に相談しましょう。
薬以外の注意点
1〜2日安静にし、少しずつこまめに水分補給をし、状態が回復しなければ医療機関での検査・治療が必要です。
特に小さな子供や高齢者、持病を持っている人などは、わずかな脱水症状でも危険な状態変化を起こしてしまう可能性があります。
日常生活の中で、除菌作用のある石鹸による手洗いや、台所用品のまな板や包丁、フキンなどには、キッチン用のハイターなどをうまく利用しながら、細菌を体内に取り込まないように食中毒予防に心がけることが必要です。
まとめ
食中毒を起こしている場合には、腸の活動を抑制する成分が含まれる薬は、腸内の有害物質の排出を妨げることになるので、服用は避けましょう。