
糖尿病は悪化すると神経や血管に大きなダメージを与える恐ろしい病気です。現在も患者数が増加し続ける2型糖尿病は、生活習慣と遺伝的要因が大きく関わっているとされています。今回は、糖尿病の検査を病院で受ける時にチェックしておきたいことをまとめました。
目次
日頃の検査から見る糖尿病
尿検査
糖尿病の基準として、スクリーニングにも用いられているのが尿検査の「尿糖」です。尿に含まれる糖の数値を測定したもので、尿糖が検出されると糖尿病のリスクが跳ね上がります。
血液検査
血液検査では「空腹時血糖」と「HbA1c」が重要な項目となってきます。空腹時血糖値は80〜110未満であれば、糖尿病のリスクは低いと言われています。
一方で糖尿病のリスクが高い人、すでに糖尿病の人は、空腹時、満腹時に関わらず血糖値が高くなっています。
HbA1cは過去1〜2ヶ月の血糖の平均的な状態を表しており、すでに糖尿病を発症している人の血糖コントロールの状況を知るためにも使われています。基準値は4.3~5.8%です。
糖尿病の確定診断に使われる検査
早朝空腹時血糖検査
朝食を抜いた状態で採血し、血糖値を測定する検査です。このとき、血糖値が126mg/dL以上あると糖尿病型と診断されます。110mg/dL未満であれば、正常型です。
随時血糖検査
食後からの時間を特に決めずに採血し、血糖値を測定する検査です。随時血糖値が200mg/dl以上ある場合は糖尿病型と診断されます。
75gOGTT(75g経口ブドウ糖負荷試験)
検査当日の朝まで10時間以上絶食することが必要な検査です。まずは空腹のまま採血し、血糖値を測定します。
次に、ブドウ糖液を飲み、ブドウ糖負荷直後、30分後、1時間後、2時間後にそれぞれ採血をして、血糖値を測定する検査になります。
2時間後の値が200mg/dL以上ある場合は糖尿病と診断されます。この検査は高血糖を引き起こすおそれがあるため、明らかな自覚症状、他覚症状がある場合は行われません。
糖尿病の検査にかかる費用

一定の基準を満たした検査や会社や学校で行われる特定健診の場合は、無料〜1,500円程度で受けることができます。しかし、保険料が適用されない自己負担の場合は、最大で8,000円程度かかると言われています。
医療機関ごとの判断によりますので、まずは病院に問い合わせてみることをおすすめします。生活習慣の見直しを行う場合、保険加入者であれば保険が適用されることが多いようです。
まとめ
少々お金はかかりますが、糖尿病は早期発見がとても重要となる病気です。生活習慣の乱れを感じられている方は定期的に検査を受けて、自分の体について知っておきましょう。