
女性は男性とは異なり、出産をするためにホルモンのバランスによって様々な体の変化が起こることがあります。月経の周期に合わせて喀血や鼻血が出たりして、不安を感じている人もいるしれません。
ここでは、そういった症状が起こる病気の一種であり、ホルモンのバランスが原因の1つであると考えられている代償性月経の原因や治療法について紹介していきます。
代償性月経とは
代償性月経とは、月経の周期に合わせて性器以外のところから出血が起こってしまう現象のことを指します。出血の起こる部位としては、胃や腸,肺,乳腺,外耳道,目、歯茎、喉など、様々な報告例がありますが、鼻血が出るという人が30%程度と一番多いようです。
無月経の月があったり、月経が来ても少量の出血で終わってしまうという過少月経といった生理不順を伴うことが多く、月経で十分な出血量がない場合に症状が現れる人がほとんどです。生理不順が起こっている場合が多いので、出血が起こるだけでなく、頭痛などの症状が同時に起こる人もいるようです。
原因は?
代償月経が起こってしまう原因ははっきりとは解明されていませんが、月経血となるべきはずの血液が子宮外の多臓器にも流れこんでしまい、そこから出血してしまうためだと考えられています。生理不順の場合に起こることが多いため、ホルモンバランスの崩れがその原因だと考えられています。
エストロゲンというホルモンは妊娠、出産に関わる女性ホルモンとして知られていますが、他にも骨や皮膚などの生成に関わる作用もあり、エストロゲンの持つ作用は多岐に渡ります。その様々な作用の中の1つに止血効果があります。そのため、エストロゲンが減少することで出血が起こりやすくなるという説もあります。
治療法は?
鼻血が出る人が多いので、耳鼻科にかかってしまう人も多いですが、生理不順が原因と考えられているので、産婦人科での治療が必要です。生理不順が改善されると出血も抑えられるということが多いので、そちらの治療を進めていくことになります。
鼻血の治療として止血効果のあるお薬や漢方が併用されることもありますが、基本的には月経周期の改善のための治療を行い、ホルモン剤や漢方を用いて治療を行うことが多いようです。
まとめ
ホルモンバランスの乱れはストレスや生活習慣が乱れたりすると起こってしまいます。日頃からまずは食事や睡眠に気を遣うことがとても大切です。それでも症状が出てしまうときには早めに病院に相談するようにしましょう。