
風邪はひきたくないものですが、もしもひいてしまったとき、食べることによって風邪の治りを早め、体力の回復に役立つものがあるとすれば是非摂りたいところですが、そうした、風邪のときにおすすめの食べ物を一覧にして紹介いたします。
うどん

風邪をひくと熱を出して体力が低下してしまいます。また、胃腸の機能も弱り食欲も低下してしまいます。こんな時にお奨めなのがうどんです。うどんは消化吸収がよく胃腸にあまり負担をかけない炭水化物として、風邪で弱った体力に対するエネルギー源になります。
風邪のときは食欲不振になったり胃腸機能が低下してしまったりするので、そんな中でもしっかりと効率的にエネルギーを補給できるという点では、お粥と同様にうどんはお奨めできる一品です。喉ごしも良くて食べやすく、だし汁の温かさによって体があたたまり、その香りが落ちている食欲をそそってくれますし、しっかり水分も補給することができます。
風邪のときのうどんの食べ方は、身体を温めるということです。したがって、ざるうどんのような冷たいうどんではなく、温かい煮込みうどんとして食べるのがポイントです。うどん玉はゆでてある柔らかいものを使い、さらにポイントとして薬味を工夫します。
薬味でお奨めなのが、体を温める働きがあるネギとショウガです。ネギには食欲増進作用や消化促進作用、解熱作用、殺菌作用といった働きがあり、弱った体の新陳代謝を高めてくれます。
また、ショウガは、風邪漢方と言われている葛根湯や桂枝湯にも含まれているもので、発汗作用、鎮咳作用、新陳代謝を高める働きもあり、体を温めてくれます。
ヨーグルト

乳製品であり、発酵製品でもあるヨーグルトには、ビタミン、ミネラル、タンパク質が豊富に含まれていて、発酵によりそれらの栄養素が吸収されやすい形になっているので、効率的にバランスの良い栄養補給ができます。
また、冷蔵庫で冷やしたヨーグルトの冷たい酸味が風邪の時に衰えた食欲をそそります。さらにヨーグルトには栄養的な面以外に、乳酸菌が豊富に含まれていて、この乳酸菌が善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれます。
そうすることによって、細菌やウイルスから体を守る免疫細胞が活性化して、免疫力アップにもつながります。
ヨーグルトは、せっかくの乳酸菌がしっかりと腸で働いてくれるように、キャッチコピーに腸まで届く乳酸菌と書いてあるものや、特定保健用食品のものを選ぶと良いでしょう。
また、ヨーグルトを食べるときに、オリゴ糖をかけて食べると良いでしょう。オリゴ糖は乳酸菌のエサのような成分で、乳酸菌はオリゴ糖と一緒にとることにより、より効率的に腸内で働いてくれます。
熱があって食欲がないときは、冷えたヨーグルトが良いのですが、お腹の調子がどうも悪くてという場合は、ラップして1分間レンジで温めてホットヨーグルトにして食べると良いでしょう。
柿

秋になり、9月~11月になると柿が旬になりますが、柿は果物の中でもビタミンAとビタミンCが豊富に含まれていて、風邪をひいたときの栄養補給にはもちろん、風邪の予防にも効果的です。
日本には「柿が赤くなれば医者が青くなる」といったことわざもあるくらいです。肺を潤し咳を止める作用もあり、熱を取る働きもあります。
柿の欠点としては、体を冷やしてしまうという欠点がありますが、ショウガをあわせて、柿のショウガ酢あえなどにして食べると、柿の欠点である体を冷やしてしまう作用をショウガの体を温める作用が補ってくれます。
栄養ドリンク

栄養補給、特に体のエネルギーを作るのに欠かせないビタミンB1・B2・B6を含んだ栄養ドリンクは、風邪の時の栄養補給には最適です。リポビタンDやチオビタ、エスカップといった医薬部外品の栄養ドリンクのラベルを見ると、効能・効果とあって、発熱性消耗性疾患時の栄養補給であるとか、病中病後の栄養補給といった言葉があります。
発熱性消耗性疾患は、熱が出て体が消耗する疾患ということですので、この中には当然風邪も含まれます。つまり、風邪の時の栄養補給に適しています。栄養ドリンクは1本飲むだけで、かなりの量のビタミンを補給することができますので、「風邪で食欲がない」といった場合にもお奨めです。
まとめ
風邪のときは、食べ物の選択も非常に大切です。風邪のときは、体を温めるもの、消化の良いもの、栄養価が高いものを食べることがポイントです。また食べ方をひと工夫するだけで、風邪の治りをサポートする効率もアップしてきます。