
口内炎は口の中の粘膜に傷がつき炎症がおこった状態です。症状によってカタル性、潰瘍性、アフタ性などいくつかの種類があります。
ほとんどの人が一度は口内炎にかかったことがあるでしょう。その原因は不規則な生活による睡眠不足や偏った食生活が続くことによる栄養不足、ストレスや身体の疲労からくる抵抗力の低下など様々ですが、なかにははっきりと原因がわからないことも多いようです。
特に治療をしなくても自然に治ることがほとんどですが、食べ物を食べるたびに痛みを感じることはとても苦痛です。できれば早く痛みをとりたいものです。
そこで、今回は口内炎・舌炎の治療薬であるサトウ口内軟膏の効果・副作用について解説します。
効果
サトウ口内軟膏にはすぐれた抗炎症作用と抗潰瘍作用のあるアズレンスルホン酸ナトリウムと殺菌作用のあるセチルピリジニウム塩化物水和物が配合されています。
軟膏の基材として水に触れると固まるポリマーが含まれています。このポリマーは薬の患部への付着性をよくし、患部を保護する効果があります。患部に塗った薬が唾液と混ざり合ってゼリー状に固まり患部を保護するので、痛みを感じにくくなります。
使用方法は1日に2~4回、患部の全体を覆うように適量を塗ります。薬はたくさんつければより効果があるというわけではありません。
たくさんつけてもはがれて飲み込んでしまうだけなので、炎症のある部分の全体を覆うようにうすく塗りましょう。
痛みを和らげるために日中に使用しても問題ありませんが、夜寝る前に使用すると薬が患部に付着している時間が長いのでより効果的です。
副作用
サトウ口内軟膏の副作用はほぼありません。添付文書には、副作用として、発疹や発赤、かゆみと書かれていますので、これらの症状が現れた場合、医師・薬剤師のもとへ相談に行くようにしましょう。
まとめ
サトウ口内軟膏はステロイドを含まない薬なので、歯槽膿漏や歯肉炎などの口腔内に感染症のある人やステロイド系の薬に抵抗のある人にオススメです。
口内炎は身体からだされた不調のサインです。できれば予防に努めましょう。生活習慣を見直し、バランスのとれた食事をとるように気を付けてみてはいかがでしょうか。疲労回復にはビタミンB2やビタミンB6を摂るのが効果的です。また、ビタミンCや鉄、亜鉛などは身体の抵抗力を上げるのに必要な栄養素です。
しかし、忙しい現代社会ではストレスや疲労のない生活をすることはなかなか難しいものです。口内炎になってしまったときは、放置せずに早めに薬を使って症状を和らげることも大切です。症状が長引けば痛みのために食欲不振になり、栄養不足になりかえって悪循環になります。
また、2週間以上たっても口内炎が治らない場合には悪い病気がかくれているかもしれません。その時には早めに病院に行きましょう。