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イムランの効果・副作用

更新日:2017年4月5日

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人の体には外部から侵入した細菌やウィルスなどと闘う免役機能が備わっています。

本来、良い方向に働く免疫機能ですが、臓器移植を行ったり病気の種類によって自己の免疫を外敵とみなし、拒絶反応を起こすことがあります。拒絶反応などは、活発になった免疫機能を抑えることで拒絶反応などを防ぐことができます。

今回はイムランの効果や副作用について解説します。

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目次

  • 1 効果
  • 2 副作用
  • 3 まとめ

効果

イムランはアザチオプリンを有効成分とする免疫抑制剤です。

主に腎移植、肝移植、心移植、肺移植における拒絶反応の抑制やステロイド依存性の潰瘍性大腸炎やのクローン病など免疫抑制剤として用いられます。

その他、全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群等)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患など治療抵抗性のリウマチ性疾患などの治療に用いられます。

有効成分が異常になった免疫機能を抑えて炎症を抑えたり、核酸合成を遮断することにより免疫抑制反応を現します。

内服方法は、病状により異なります。

移植の場合では、成人・小児で以下のようになります。

腎移植の場合:初期量としてアザチオプリン2~3mg/kg相当量、維持量として0.5~1 mg/kg相当量を1日量として内服します。

肝、心及び肺移植の場合:初期量としてアザチオプリン2~3 mg/kg相当量、維持量として1~2 mg/kg相当量を1日量として内服します。

ステロイド依存性のクローン病の緩解導入や緩解維持、またはステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持の場合では、成人及び小児において、1日量として1~2 mg/kg相当量(通常、成人には50~100mg)を内服します。

全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、ヴェゲナ肉芽腫症、結節性多発動脈炎、Churg-Strauss症候群、大動脈炎症候群等)、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患の場合は1 日量として1~2 mg/kg相当量を内服します。

但し、症状により適宜増減しますが、1日量として3mg/kgを超えないように注意します。

免疫抑制剤は医師の指示に従い正しく内服するようにしましょう。

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副作用

免疫抑制剤は優れた効果を発揮しますが、副作用が起こることがあるので、定期的な血液検査を行うなどで状態を観察するようにしましょう。

主な副作用には、皮膚の発疹、血管炎、腎機能障害、膵炎、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、心悸亢進、全身倦怠感、筋痛、関節痛、発熱、悪寒など見られることがあります。

このような症状が現れた時は内服を中止するなど医師の指示に従い適切な処置を受けるようにして下さい。

重大な副作用には、再生不良性貧血、汎血球減少、貧血、巨赤芽球性貧血、赤血球形成不全、無顆粒球症、血小板減少、出血などの血液障害が現れることがあります。

悪寒、戦慄、血圧降下などのショック様症状、肝機能障害、黄疸、悪性リンパ腫、皮膚癌、肉腫、子宮頸癌、急性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群といった悪性新生物も副作用としてみられます。

その他、肺炎、敗血症などの感染症にも注意するようにします。

重篤な副作用を起こさないためにも内服初期は1週間から2週間を目安に肝臓・腎機能検査、血液検査などを行い状態を観察するようにして下さい。

また生ワクチンやフェブキソスタット、トピロキソスタットなどの薬剤との併用は禁止となっています。

併用薬に注意する薬剤も多数あるので、医師の指示に従い内服するようにして下さい。

 

まとめ

イムランは体内の炎症を抑え、移植後の拒絶反応を抑える役割のある薬剤です。

免役機能は通常、体内の防御反応として機能しますが、時として自己免疫疾患など自分の免疫システムを攻撃してしまうことがあります。

自己免疫疾患などは原因が不明であることが多いですが、免疫抑制剤は必ず医師の指示に従い内服するようにして下さい。

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