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DPP-4阻害薬とは?効果や副作用、使い分けは?

更新日:2016年11月23日

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医薬品

糖尿病とは、糖が細胞に取り込まれず、高血糖が続く病気です。高血糖を改善するために、さまざまな種類の治療薬があります。今回は、比較的新しい作用機序のDPP-4阻害薬の効果や副作用についてご紹介します。

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目次

  • 1 DPP-4阻害薬とは
  • 2 効果
    • 2.1 インスリン分泌促進効果
    • 2.2 グルカゴン分泌抑制効果
  • 3 副作用
  • 4 使い分けは?
    • 4.1 腎機能低下時に使用しやすいのは?
    • 4.2 肝機能低下時に使用しやすいのは?
  • 5 まとめ

DPP-4阻害薬とは

経口血糖降下薬は、食事療法や運動療法では、血糖コントロールが不十分な場合に高血糖を改善し、血糖をコントロールする目的で使用されます。

経口血糖降下薬には、体内で血糖を下げる働きをしている、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌を促すタイプ、インスリンの弱まった働きをよくして血糖を下げるタイプ、腸管からの糖の吸収を抑えるタイプがあります。

DPP-4阻害薬とは、インスリンの分泌を促すタイプですが、直接すい臓に働きかけるのではなく、インクレチンという消化管ホルモンの濃度を上げることでインスリンの分泌を促す薬です。

その作用機序は、インクレチンは、通常、分泌後、数分でジぺプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)という酵素で分解されてしまいます。そこで、DPP-4阻害薬は、DPP-4の働きをブロックして、インクレチンの分解を防ぎ、インクレチン濃度を高めることで、インスリンの分泌を高めます。

主な薬剤には、シタグリプチン、アログリプチン、ビルダグリプチン、リナグリプチン、テネリグリプチン、アナグリプチンなどがあります。

インクレチンとは、高血糖の時にインスリンの分泌を促す消化管ホルモンの総称で、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)があります。インクレチンは、食事後に分泌されるホルモンで食前には分泌されないため、空腹時のインスリン濃度には影響しません。

 

効果

まずは、効果を見ていきましょう。

インスリン分泌促進効果

インクレチンは、食事によって血糖値が上がると分泌され、インスリンの分泌を促すため、血糖を下げる作用は、血糖濃度依存性であることが特長です。空腹時のインスリン分泌には、影響しないため、DPP-4阻害薬は、単独使用では、低血糖を起こさないといわれています。

また、服用タイミングを食事に合わせる必要が無く、1日1回または2回の服用で、食後の血糖が上昇した際に効果を示します。食事の影響も受けないので、食前、食後どちらの服用でもよい薬です。さらに、血糖コントロールが改善した際に生じやすい体重増加も起こしにくいといわれています。

 

グルカゴン分泌抑制効果

インクレチンには、グルカゴンという血糖を上げる働きのあるホルモンの分泌を抑える働きがあります。高くなった空腹時血糖値を低下させる効果は、グルカゴンの分泌を抑える作用によると考えられています。

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副作用

副作用としては、便秘や下痢、吐き気などの症状が見られる場合があります。DPP-4阻害薬単独では、ほとんど低血糖を起こしませんが、スルホニル尿素薬やインスリン製剤など他剤との併用では、低血糖を起こしやすくなりますので、注意が必要です。

 

使い分けは?

DPP-4阻害薬は、数種類発売されていますが、代謝や排泄の特徴によって使い分けることができます。

腎機能低下時に使用しやすいのは?

リナグリプチンは、肝臓で代謝をほとんど受けずに、胆汁中に排泄され、尿中排泄率は5%と少なく、腎機能低下や肝機能低下がある場合にも用量の減量が必要ありません。また、透析患者も服用できるのが特長です。

テネリグリプチンは、肝臓で代謝され、糞便中、尿中排泄の両者で排泄されるため、腎機能障害があっても使用しやすいとされています。

 

肝機能低下時に使用しやすいのは?

アナグリプチンは、肝臓でほとんど代謝されず、糞便中に25%排泄され、肝機能の低下があっても使用しやすいとされています。

 

まとめ

DPP-4阻害薬は、単独使用では、ほとんど低血糖を起こさず、副作用の少ない薬です。しかし、他剤の併用時は、低血糖を起こしやすくなるため、注意が必要です。薬剤の代謝や排泄経路の特徴によって、腎機能や肝機能の低下時に使い分けが可能です。

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カテゴリー:その他

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