
冬場に、温かい室内から寒い屋外に出るとくしゃみがでたりしますが、それは寒さの刺激で鼻やのどの粘膜が反応しておこるものです。すぐに治まりますし、熱が出ることもありません。
風邪の場合は、のどや鼻の粘膜にウイルスが感染して炎症をおこします。その結果、くしゃみや鼻水、せき、のどの痛みなどの症状がでます。
今回は、数ある風邪薬の中からベンザブロックLの効果や副作用について説明していきます。
効果
ベンザブロックLは、のどの痛みと発熱によく効く風邪薬で、鼻づまりや鼻みず、悪寒、頭痛、関節痛、筋肉痛、せき、くしゃみといった風邪の諸症状の緩和にも効果があります。
カプレットタイプのフィルムコーティング錠なので、苦味などを感じにくくのみやすい薬です。
また、以下の5種類の有効成分が配合されています。
- イブプロフェンの解熱・鎮痛作用と抗炎症作用によって、のどの痛みをやわらげ、熱を下げます。
- 塩酸プソイドエフェドリンは、鼻の粘膜の充血をおさえて、鼻づまりや鼻水を改善します。
- d-クロルフェニラミンマレイン酸塩にはヒスタミンの働きをおさえる作用があるので、鼻水やくしゃみをやわらげます。
- ジヒドロコデインリン酸塩は、脳の延髄にあるせき中枢の興奮をしずめて、咳をとめます。
- 無水カフェインには、頭痛をやわらげる働きがあります。
用法・用量ですが、成人(15歳以上)は、1回2錠を1日3回、食後なるべく30分以内に水またはお湯で、かまずに服用します。また、15歳未満の人は服用してはいけません。
長期連用(5日以上)してはいけません。5~6回以上服用しても症状がよくならない場合には、服用を中止して医師に相談してください。
副作用
ベンザブロックLは、用量用法を守って服用していれば、副作用がおこる心配はほとんどありません。
ただし、発疹・発赤やかゆみ、吐き気・おう吐、食欲不振、胃部不快感、めまい、動悸、過度の体温低下などの症状は、副作用の可能性があります。
気になる症状がみられたら、医師または薬剤師、登録販売者に相談するようにしましょう。
重篤な副作用として、ショック(アナフィラキシー)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、肝機能障害、腎障害、間質性肺炎、再生不良性貧血などがおこる可能性があると添付文書には記載されています。
重篤な副作用がおこることはほとんどありませんが、これらの症状があらわれた場合には、すぐに医師の診療を受けるようしてください。
まとめ
風邪とよく似た症状がでる病気にインフルエンザがあります。風邪の場合の発熱は37~38℃くらいですが、インフルエンザでは急激に40℃前後になることもあります。
症状を見極めて、ふつうの風邪なら市販薬を飲んで症状をやわらげ、十分な休息をとりましょう。インフルエンザが疑われる時には、早めに医療機関を受診しましょう。