
肥満やストレス、運動不足などは高血圧症の原因になります。
現代社会は食事の欧米化や生活スタイルの変化などから高血圧症にかかる人が増加傾向にあると言われています。高血圧症にかかると食事のカロリーや塩分など制限され、好きな物を食べられないなど生活スタイルや食事内容に気を使う必要がでてきます。
高血圧症と診断された場合は、薬が処方されますが今回は高血圧症の治療薬アテレックの効果や副作用について解説します。
効果
アテレックはシルニジピンを有効成分とする持続性Ca拮抗降圧剤の薬剤で、高血圧症の治療に用いられます。
通常、細胞内にカルシウムが流入すると血管が収縮して血圧が上昇しますが、アテレックはカルシウムの流入を阻害する働きがあり、更に血管を広げて血圧を下げてくれます。
血管に直接働きかける薬剤で、血圧を効果的に下げてくれるほか、腎臓機能に影響が少なく、心拍数を抑制するなど心臓に負担がかからないのも特徴です。
成人が内服する場合は、l日、l回5~10mgを朝食後に内服します。効果が得られない場合は、1日1回20mgまで増量することが可能ですが、重症高血圧症には1日1回10~20mgを朝食後に内服することができます。
通常、1日1回の内服で24時間効果が持続すると言われていますが、血圧が安定しない場合は医師と相談しながら内服量を決めて下さい。
副作用
血圧の薬は多種類ありますが、アテレックは比較的副作用の少ない薬剤と言えます。
主な副作用は、頭痛、頭重感、めまい、立ちくらみ、顔面潮紅、動悸、熱感、心電図異常(ST低下、T波逆転)、血圧低下、嘔気・嘔吐、腹痛、発疹、浮腫み、全身倦怠感、頻尿など見られることがあります。
また、AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH等肝機能値の上昇、クレアチニン、尿素窒素の上昇、尿蛋白陽性などの値にも注意して下さい。
重大な副作用として、肝機能障害、黄疸、血小板減少など見られることがあるので、定期的に検査などを行い重大な副作用を起こさないようにしましょう。
高齢者に投与する場合は、急激に血圧が下がらないように5mgなど低用量から内服を開始するようにします。
他の降圧剤や利尿剤を併用している場合は、血圧が下がり過ぎることがあるので、必ず医師の指示に従い内服して下さい。
また、グレープフルーツジュースに含まれる成分によって血中濃度が上昇して副作用に繋がる恐れがるので注意しましょう。
内服期間中は医師の指示に従い、心電図検査や血液検査など受けて体に異常がないか確認するようにします。
まとめ
アテレックは血圧を下げる薬剤です。血圧を下げるには内服薬が効果的ですが、運動をしたり、生活習慣や食事を見直すだけでも効果があります。
健康を維持するためには定期的に健康診断を受けたり、食事や生活習慣に気を配ることが大切です。