
体が健康で臓器などが正常に機能すれば浮腫み等の症状はほとんどでません。しかし、心臓や腎臓などの機能が低下すると体が浮腫んだり、臓器に水が溜まり重症化することがあります。
浮腫みには疲労、睡眠不足や暴飲暴食など生活習慣が原因で起こるものや心臓や腎臓、肝臓などの病気が原因で浮腫むことがあります。全身が浮腫んでいる場合は、病気のことがあるので利尿剤などを用いて浮腫みを取り除くことが大切です。
今回は、アレリックスの効果や副作用について解説します。
効果
アレリックスはピレタニドを有効成分とする利尿剤です。
主に心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫など体内に溜まった余分な水分を取り除き、浮腫みを解消するための治療として用いられます。
アレリックスはループ利尿薬に分類され、尿の量を増やして体内の余分な水分を取り除き浮腫みを解消してくれます。アレリックスは尿細管のヘンレのループにおいてナトリウム、カリウム、クロールの再吸収を抑えて尿量を増加させて利尿作用を発揮します。
内服方法は成人に対して、1日3~6mgより内服を始め、効果が得られない場合は、12mgまで少しずつ増やして、1日1~2回に分けて内服します。
内服用量は年齢や症状により適宜調節します。
副作用
利尿薬の場合、低血圧やめまいといった副作用が現れることがあるので、慎重に内服するようにしましょう。
主な副作用は、高尿酸血症、低カリウム血症、低ナトリウム血症、BUN値の上昇、口渇など見られることがあります。
その他、血小板減少、低クロール性アルカローシス、高血糖症などの代謝系の異常、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛、下痢など消化器系症状、動悸、脱力、倦怠感など見られることがあります。
重篤に繋がるような重い副作用はほとんど見られませんが、体調がいつもと違うような場合は、無理せず医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
低カリウム血症では、倦怠感や筋力低下、動悸、便秘といった症状が見られ、低ナトリウム血症になると、倦怠感、喉の渇き、意識がもうろうとするなど症状が現れるようになります。
進行した肝硬変症や心臓疾患のある方、重篤な腎障害や肝障害などの方は血中濃度が上昇したり、血栓塞栓症を引き起こすなど重大な副作用に繋がる恐れがあるため慎重に内服するようにして下さい。
また、高齢者も生理機能が低下している可能性があり血中濃度が高くなりやすので注意して内服しましょう。その他、下痢や嘔吐のある方も電解質を失いやすい傾向にあるため慎重に内服します。
他の降圧剤やアミノグリコシド系抗生物質など他の薬剤を内服している際は薬の相互作用に注意するようにして下さい。
まとめ
アレリックスは浮腫みを解消する作用のある利尿薬です。
日常生活の乱れから足や顔など体の一部が浮腫むこともありますが、全身が浮腫んでいる場合は、臓器の機能が低下している可能性があるので、早めに医師に相談するようにしましょう。
また利尿剤は慎重に内服しないとめまいや低血圧など引き起こすことがあるので医師の指示に従い内服して下さい。