
加齢や運動不足、ホルモンなどの影響で骨が弱くなってしまうことがあります。
特に女性は閉経などホルモンが関与して骨量が減ることから骨粗鬆症を引き起こしやすい状態と言えます。また、ホルモンの影響のほか、カルシムやビタミンD不足、栄養の吸収率が低下するなども原因となります。
加齢と共に骨は弱くなりますが、アクトネルのような薬剤を内服することで骨粗鬆症を予防することができるでしょう。今回はアクトネルの効果や副作用について解説します。
効果
アクトネルはリセドロン酸ナトリウムを主成分とする骨粗鬆症や骨ベージェット病に効果を発揮する治療薬です。
骨粗鬆症は骨の代謝が低下して、骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。
アクトネルの有効成分が骨に吸着して、骨中のカルシウムが溶け出すのを抑制することにより、骨を健康に導いてくれます。骨の密度が高くなることから骨が健康になり、骨折などを予防してくれます。
内服方法は骨粗鬆症では、薬剤17.5mgを起床時に十分量(約180mL)の水で1週間に1回内服します。内服したら少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の内服を避けるようにしましょう。
骨ページェット病の場合では、17.5mgを起床時に十分量(約180mL)の水とともに1日1回内服し、8週間毎日継続して内服します。
内服してから少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食、または他の薬剤の内服を避けるようにします。
アクトネルは骨粗鬆症と骨ページェット病で内服方法が異なるので、医師の指示に従い内服するようにして下さい。高齢者や重度の骨粗鬆症の方はアクトネルで骨折を予防することが可能です。
副作用
薬剤を長期間内服すると消化器系に副作用が出たり、肝臓に負担がかかることがあります。
アクトネルの主な副作用は、胃部不快感、便秘、上腹部痛など消化器系症状やγ-GTP、AST(GOT)、ALT(GPT)の増加など肝機能の値に異常が起こることがあります。
重篤な副作用として食道穿孔や食道狭窄、食道潰瘍、胃潰瘍など上部消化管障害や肝機能障害、黄疸など現れることがあります。また顎骨壊死・顎骨骨髄炎では、歯茎の腫れや痛み、顎のしびれ感、歯が浮くような感じ、歯の奥に痛みが起こることがあります。
重篤な症状が現れた場合は、内服を中止して医師の診察を受けるようにして下さい。
消化管に刺激がある薬剤のため食道狭窄やアカラシアなど食道に何らかの問題がある方は内服禁止となっています。低カリウム血症、高度な腎障害、30分以上座位を保てない方は内服できませんので注意して下さい。
カルシウムやマグネシウムなどミネラル成分を含む水を多量に摂取すると、薬剤の吸収を弱めてしまうことがあります。薬剤の相互作用で効果が増強したり弱まったりすることがあるので、必ず医師の指示に従い内服して下さい。
まとめ
アクトネルは骨粗鬆症を予防する薬剤です。
骨は加齢と共に機能が低下しますが、薬剤を内服することで症状が徐々に現れるでしょう。また骨粗鬆症を引き起こさないためには栄養バランスの取れた食事や適度な運動などで骨を丈夫にすることが大切です。