暴飲暴食やストレス、疲労感など胃腸は日常生活と密接な関係にあります。不規則な食生活は胃酸分泌のコントロールを乱し、胃もたれやむかつきなど不快な症状が現れます。
規則的な生活で疲れを溜めないことやバランスの摂れた食事をするなど大切ですが、胃の症状が辛い時は胃薬で改善することができます。今回は、アシノンZ錠の効果や副作用について解説します。
効果
アシノンZ錠は、ニザチジンを有効成分とするH2ブロッカーの胃薬で、胸やけやむかつき、胃痛、もたれなど胃の症状に効果を発揮します。
有効成分のニザチジンは胃酸の分泌を抑えて胃痛や胸やけなど症状を緩和します。ニザチジンには胃粘膜に存在するヒスタミン受容体(H2)をブロックすることで胃酸の分泌を抑制します。
胃酸には雑菌などを殺菌する効果もありますが、胃壁の機能が低下していると胃酸によって胃が荒れて胃炎など胃の粘膜が傷つく原因になります。
アシノンZ錠は胃酸の分泌を弱めてくれるので、胃の粘膜を胃酸から守り症状の改善に役立ちます。15歳以上から80歳まで内服可能で、1回1錠を1日2回まで内服できます。
内服後8時間以上経過しても症状が治まらない場合は、もう1錠追加して内服することができます。作用時間が長いため、1日1回〜2回の内服で効果を発揮します。
副作用
アシノンZ錠は、第1類医薬品分類されるため、内服する際は注意が必要です。
主な副作用としては、皮膚の発疹や発赤、痒み、喉・まぶた・口唇等の腫れなどが見られることがあります。また、頭痛、眠気、めまい、手足・口のしびれ、混乱感など副作用が起こることがあります。さらに、便秘や下痢、口の渇き、吐き気など症状が強い時は内服を中止して医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
重篤な副作用として内服直後に蕁麻疹や浮腫、胸の苦しさ、顔面蒼白、手足の冷感、冷や汗などショック(アナフィラキシー)症状に注意して下さい。
このような症状が現れた時は速やかに医師の診察を受けるようにして下さい。その他、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症など高熱、発赤、発疹、など症状がないか状態を観察します。
肝機能障害では全身倦怠感、発熱、黄疸などが見られます。血液の病気、腎臓・肝臓の病気、胃・十二指腸の病気、喘息、リウマチ等の免疫系の病気、ステロイド剤、抗生物質、抗がん剤、アゾール系抗真菌剤で治療を受けている方は医師の指示に従い内服して下さい。
また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など消化器系の病気で治療を受けている方は有効成分の重複に注意して下さい。H2ブロッカーの薬でアレルギー症状を起こしたことがある方は内服できませんので注意して下さい。3日間、内服しても症状が改善しないときは他の病気が隠れていることがあるので内服を中止して医師の診察を受けましょう。
まとめ
アシノンZ錠は胃痛や胃もたれなど胃の症状に効果的は薬剤です。消化器系の病気で治療を受けている方は薬の重複に注意しましょう。また、症状が悪化しないように規則正しい生活やたっぷりの睡眠でストレスを溜めない、バランスの摂れた食生活を心がけるようにして下さい。