
糖尿病は食事や生活習慣が大きく関係しています。糖尿病には1型2型とありますが、特に2型は運動不足や偏った食事など生活習慣が原因で起こることがあります。
また、ストレスから暴飲暴食をして肥満になり、更に仕事で食事の時間が不規則になるなど現代では、糖尿病にかかりやすい条件が多く揃っています。
今回はインスリン非依存型糖尿病の薬アベマイドの効果や副作用について解説します。
効果
アベマイドはクロルプロパミドを主成分とする経口血糖降下剤です。
主に食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない、インスリン非依存型糖尿病(2型糖尿病)の治療に用いられるます。
血液中の血糖をコントロールするのは、膵臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリンで、分泌量を増やして血糖をコントロールします。
糖尿病はインスリンの分泌が上手く調節できなかったり、分泌量が不足して血糖値が上昇してしまいます。
アベマイドは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞を刺激することにより、インスリンの分泌を促し、血糖値をコントロールしてくれます。
1日1回100~125㎎を朝食前又は朝食後に内服して、必要に応じて内服量を増やして維持量を決定しますが、1日最高投与量は500㎎となっています。
内服することで1時間から7時間で血中インスリンが作用が得られ、また2時間から6時間で血糖降下作用が現れ始めます。
副作用
血糖値を下げる薬剤では、低血糖などの副作用に注意が必要です。
主な副作用に血小板減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、肝機能障害、腹部不快感、発疹、光線過敏症、甲状腺機能異常、知覚異常、体温低下、低ナトリウム血症など現れることがあります。
重篤な副作用として低血糖症状が現れることがあります。
低血糖の症状には、発汗、動悸、振戦、脱力感、高度の空腹感、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、けいれん、精神障害、意識障害などが見られます。
症状が進行すると精神障害や意識障害を中心とした症状が現れることがあるので、注意するようにして下さい。
アベマイドの内服により低血糖を起こした場合は、しょ糖を投与したり、α-グルコシダーゼ阻害剤の併用では、ブドウ糖を投与するなど適切な処置を行うようにします。
高齢者の方が内服する場合は、生理機能が低下している可能性があり低血糖を起こしやすいため慎重に内服するようにして下さい。
また、併用薬により低血糖を起こしたり、副作用に繋がるので他に内服している薬剤がある場合は、医師に伝えるようにしましょう。
まとめ
アベマイドは血糖値を下げる薬剤です。
2型糖尿病は食事や生活習慣が大きく関わっていることがあるので、食事療法に加えて運動療法などで改善するようにしましょう。
また、ストレスは暴飲暴食、飲酒など生活習慣病の原因となるので、できるだけストレスを抱え込まず、適度な運動などでリフレッシュするようにして下さい。