ホルモンバランスが崩れると体の様々な部分に不調が現れるようになります。不眠症になったり、月経不順や湿疹などもそのひとつです。
ホルモンバランスを整えるには規則正しい生活や適度な運動、十分な睡眠などが大切ですが、更年期による体調不良は漢方薬などが役立ちます。
今回は、そんな症状におすすめのロート温経湯錠の効果や副作用について解説します。
効果
ロート温経湯錠は、12種類の生薬を配合した漢方製剤で、主に月経不順や月経困難、こしけ(おりもの)、更年期障害、不眠、神経症、湿疹・皮膚炎、足腰の冷え、しもやけ、手あれ(手の湿疹・皮膚炎)などに効果を発揮します。
配合されている生薬は以下の通りです。
- 半夏(ハンゲ)は体を温め、神経性胃炎や婦人科系に効果があります。
- 当帰(トウキ)は血液の流れを促す作用があり、鎮痛・鎮静効果があり、月経不順や月経困難などに作用します。
- 川芎(センキュウ)は血液の流れを高める作用で生理痛や冷えなどを改善してくれます。
- 芍薬(シャクヤク)は筋肉の痙攣を和らげ、血管の働きに作用して月経不順や更年期障害、冷えなどの症状を和らげてくれます。
- 牡丹皮(ボタンピ)は熱を冷まして不眠症や更年期障害など婦人系の症状を緩和してくれます。
- 麦門冬(バクモントウ)はのぼせや口の乾燥に効果がある成分です。
- 人参(ニンジン)・生姜(ショウガ)は新陳代謝を促し、胃を健康に保ち体の調子を改善する働きがあります。
- 甘草(カンゾウ)は鎮痛・鎮痙作用で痛みや胃腸症状を緩和してくれます。
- 呉茱萸(ゴシュユ)は湿疹や皮膚炎などに効果があります。
このような生薬の力で血液の流れを促し症状を改善してくれます。
ロート温経湯錠は体力が中等度以下で、手足がほてり、唇が乾く方に最適な処方となっています。7歳以上から内服可能で年齢に合わせた1回量を食前か食間(食後2時間〜3時間後)に1日3回内服します。
副作用
生薬配合の漢方薬は副作用が少なめですが、皮膚の発赤や発疹、痒みなどの副作用が見られることがあります。
重篤な副作用が起こることは稀ですが、持病があり甘草を含む薬を大量に内服すると、偽アルドステロン症を引き起こすことがあります。
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛など現れたら内服を中止して医師の診察を受けるようにして下さい。
高血圧、心臓病、腎臓病と診断された方は症状が悪化する恐れがあるため医師の指示に従い内服します。1カ月程度内服しても症状が改善しな時は医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
まとめ
ロート温経湯錠はホルモンバランスが原因で起こる月経に不調に効果的な漢方薬です。血液の流れが滞ると不眠や皮膚炎など身体にストレスが加わり様々な症状を引き起こします。ロート温経湯錠なら穏やかな効き目で体の不快な症状を改善してくれるでしょう。