
ストレスや心配事があると寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなることがあります。寝る前にストレッチをしたり、入浴をするなどリラックスしても効果がない時は内服薬で眠りを誘うことができます。今回は、そんな睡眠の問題におすすめのマイレストSの効果や副作用について解説します。
効果
マイレストSは、塩酸ジフェンヒドラミンを有効成分とする睡眠改善薬で、寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりといった一時的な不眠の症状に効果のある薬です。
有効成分に含まれる塩酸ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン作用でくしゃみ、鼻水、痒みなどアレルギー症状にも用いられる成分ですが、眠くなる薬としても知られています。
また、塩酸ジフェンヒドラミンの持つ眠気をもたらす効果を利用して睡眠改善薬として使用されるようになりました。
寝つきの悪い時、1日1回1カプセルを就寝前に内服することで眠気をもたらしてくれるでしょう。液状カプセルで効目が早く翌朝もスッキリ目覚めることができます。
副作用
副作用は少ない薬剤ですが、皮膚の発赤や発疹、痒み、消化器系では胃痛、吐き気、嘔吐、食欲不振といった副作用が見られることもあるので注意が必要です。
その他にも、めまい、頭痛、起床時の頭重感、昼間の眠気、気分不快、注意力の低下や寝ぼけ様症状が見られることもあります。さらに、口の渇きや下痢が続くような時は内服を中止して医師や薬剤師に相談するようにして下さい。
日常的に不眠の方や不眠症の診断を受けている方は医師の指示に従い内服しましょう。加えて、15歳未満の小児や妊娠中、妊娠の可能性のある方は内服できません。
マイレストSと併用して他の睡眠鎮静薬・風邪薬・解熱鎮痛薬・鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤を内服すると副作用に繋がります。翌日まで眠気やだるさが続く場合、機械操作や自動車の運転は避けるようにしましょう。寝つきが悪い時や眠りが浅い時のみ内服するようにして連用しないようにして下さい。
高齢者においては薬の作用が強くあらわれることがあり、眠気が強くなったり神経が高ぶるなど症状が見られることがあるので慎重に内服するようにします。
緑内障・前立腺肥大・喘息・肺気腫・慢性気管支炎・膀胱頚部閉塞・消化器系潰瘍などの病気の診断を受けている方は医師の指示に従い内服して下さい。また、排尿困難のある方や薬剤アレルギーのある方は医師や薬剤師に相談してから内服しましょう。
まとめ
不眠や寝つきが悪くなると睡眠不足となり自律神経が乱れ、病気を引き起すことがあります。マイレストSは一時的な不眠に効果的な薬なので、寝つきが悪い場合は薬で改善することができます。症状が改善しない時は心療内科を受診するなどマイレストSの長期連用は避けるようにしましょう。