歯の痛みは頭痛や風邪とは違い突然おそってくることが多いため痛くなって痛み止めを内服しても効果が出るのに時間がかかることがあります。
痛みには鈍い痛みや鋭い痛みなど種類がありますが、歯痛のようなズキズキとした痛みは早めに治したい痛みの種類です。
「新今治水(しんごんじすい)」は突然の歯の痛みに効果的な液状の塗り薬で歴史のある薬剤でもあります。今回は、新今治水の効果や副作用について解説します。
効果
新今治水はキャンフェニック処方のカンフルやフェノール、アルコールを配合した歯痛に効果的な液状の塗り薬です。9種類の有効成分が配合されチョウジ油やフェノール、dl-カンフル、ケイヒ油、ℓ-メントール、ジブカイン塩酸塩、塩酸パラブチルアミノ安息香酸ジエチルアミノエチルには痛みを鎮める効果があります。
抗炎症作用としてジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されています。フェノールには鎮痛作用のほか、殺菌作用もあり痛みを鎮めると共に菌の増殖も抑えてくれます。このような有効成分の作用で突然の歯痛や浮歯、歯の根の痛みの症状を和らげてくれる効果が期待できる薬剤です。
歯の痛む箇所に綿球を使用して直接塗布したり、薬剤のしみ込んだ綿球を虫歯の穴に詰めることで痛みを素早く取ってくれるでしょう。虫歯の痛みにはほぼ100%に近い確率で有効性を示し、即効性があるのも特徴です。
新今治水は安全性の高い液体の歯痛薬で虫歯に直接作用するため小さいお子様から高齢者の方まで幅広い年齢層の方に使用することができます。また妊娠中の方でも使用可能となっています。
新今治水は連続で使用しても歯のエナメル質や象牙質を傷めることはなく合成着色剤も配合されていない為、安心して使用することができます。
副作用
副作用は比較的少ないですが、使用方法を守らないと副作用が起こることが稀にあります。新今治水の主な副作用には、皮膚の発赤・発疹、痒みなどがあります。
使用した後にこのような皮膚症状が現れたら使用を中止して医師や薬剤師に相談するようにしましょう。新今治水は歯の根や歯に使用する薬剤で唇や歯茎への使用は避けるようにして下さい。
歯科治療中や薬剤アレルギーのある方は歯科医師や薬剤師、またはかかりつけの医師に相談してから使用するようにしましょう。5回〜6回使用しても症状が改善しないときは歯科医師による治療を受けるようにして下さい。
新今治水は痛みを一時的に止める鎮痛剤で虫歯などを治す薬ではありません。痛みが酷い時は早めに歯医者を受診しましょう。
まとめ
新今治水は昔からある薬剤で突然の歯の痛みに効果があります。歯は突然痛み出すことがあり夜間など歯医者に受診できない時は新今治水で応急処置をしましょう。
炎症を抑え痛みが和らぐのが実感できるでしょう。歯が突然痛まないためにも虫歯などは放置せず、定期的に歯医者の歯科検診を受けることをお勧めします。
