
口の中に口内炎が出来ると、食べ物がしみてしまい、美味しいものも美味しく感じることが出来なくなってしまいます。口内炎はその原因や症状などによって、いくつかの種類に分けられます。今回は、この口内炎の種類について調べてみました。
目次
アフタ性口内炎
口内炎と呼ばれるものの中で最も多いのが、アフタ性口内炎です。アフタとは、皮膚の粘膜表面が灰色から黄白色に変色した膜に覆われた、5-6mm以下の大きさの潰瘍を呼びます。
原因
細菌による炎症で起こります。直接的な原因は、口腔内を噛んでしまったり、痛めたところに細菌が着いて発症します。
風邪を引いて体調が良くなかったり、疲労やストレスなどで免疫力が低下していると起こりやすくなります。
予防
まず、口腔内を清潔に保つことが大切です。口腔内を傷つけないようにしましょう。栄養バランスに気をつけて、睡眠不足、ストレスをためない生活を心がけましょう。
ヘルペス性口内炎
単純ヘルペスウイルスに感染することで発症するウイルス性の口内炎です。唇や舌など口の中のどこにでも出ます。感染すると1-12日の潜伏期間を経て、口内炎が出たところが赤く腫れて、痛みや発熱が起こります。
原因
ヘルペスウイルスを持った人から人へ感染します。特に乳幼児が感染すること多く見られます。タオルや食器の共用などで感染することが原因になります。
症状
赤くただれて、びらんが生じます。口内の水ぶくれ、高熱、リンパの腫れなどが起こります。乳幼児は食事や水分を受けつけなくなってしまいます。
治療
耳鼻咽喉科などで、ヘルペスウイルスの飲み薬や塗り薬を処方してもらうのが一般的です。
カタル性口内炎
カタルには流れるという意味があります。アフタ性口内炎のようにハッキリとした境界線がないのが特徴になります。
原因
入れ歯や義歯、矯正器具などが直接粘膜に触れることで刺激を受けて発症します。虫歯や歯槽膿漏、歯周病のように衛生が保たれていない場合に多く見られます。
症状
潰瘍が出来ないため、痛みそれほどは強くありませんが、口臭が強くなったり味が分かりにくくなったりします。酸味や辛味などの刺激でしみることもあります。
壊疽性口内炎
水癌ともいわれる急性口内炎です。潰瘍と壊死を伴う口内炎で、アフリカなどの発展途上国に見られます。
原因
栄養失調や免疫力の低下、シンナーの常用などが原因になります。細菌に感染することで発症します。
症状
38°C以上の高熱や悪寒、頭痛、倦怠感などが起こります。歯と歯肉の周囲がただれて、広い範囲に口内炎が出ます。
炎症した部分から強い痛みや出血が起こり、徐々に歯茎や頬の骨まで破壊されて最悪な場合、死に至ることもあります。進行が早く、72時間以内に壊死がはじまります。
ニコチン口内炎
タバコを長期間大量に吸うことで発症します。口の中の粘膜や舌に円形や楕円形の白い潰瘍が出来ます。タバコによる乾燥やニコチンなどの有害物質が口腔粘膜に悪影響を与えて発症すると考えられています。
アレルギー性口内炎
金歯などの金属や、果物や野菜などでアレルギー反応を起こすことで発症する口内炎です。口の中の粘膜に広範囲で炎症やただれが起こります。
最後に
ひとくちに口内炎といっても、様々な種類があります。口内炎の共通な予防としては、口腔内の衛生管理と免疫力の低下を防ぐことになります。日頃から規則正しい生活を心がけましょう。