
目のトラブルで比較的身近といえるのは、ものもらいでしょうか。地方によって呼び方も違いますがまぶたにできる「しこり」のようなものや腫れ上がりをものもらいと読んでいます。
ものもらいには大きく分けて2種類あり、それぞれ原因が異なります。ものもらいの症状で困るのは痒みや痛みです。このような症状に悩まされているときには、どのような対処をしていけば良いのでしょうか。
ものもらいの種類
ものもらいには、「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」の2種類があります。
霰粒腫は、マイボーム腺がつまることで、しこりのようなものができるものもらいで、麦粒酒はブドウ球菌などの細菌感染によって引き起こされるものもらいです。
ものもらいになったときは
ものもらいの多くは麦粒腫と呼ばれる細菌感染によるものです。そのため、刺激を与えてしまうと症状が悪化することが多くあります。
「ものもらいは触るな」と言われますが、これは症状を悪化させないための先人たちの知恵です。痒くても痛みがあっても触れないようにしておくのが第一です。
点眼薬などで目の清潔さを保つように心がけることが必要です。原因が細菌感染ですから、感染した細菌を退治することが重要になります。
場合によっては、病院で軟膏を処方してもらうなどの方法を取るようにしましょう。
痛みがひどいときは、冷たいタオルでまぶたを冷やすという方法もありますが、痒みや痛みは一時的に収まるだけですので、しっかりと治療をするなら、きちんとした対処が必要になります。しっかりと対処していけば、長くて10日程度で完治します。
霰粒腫の場合、マイボーム腺に余分な脂肪などが溜まっているのが原因ですから、まぶたを温めることで治療が進められていきます。
目の周辺を温めることで、新陳代謝を促し、余分なものをさっさと出してしまうのが目的です。ただし、ひどいときは、切開手術によって膿などを出すこともあります。完治まで1ヶ月かかることもあります。
最速で治療するなら病院へ
ものもらいは、自己流の対応でも完治しますが、早いうちに治してしまうなら、病院で処方薬をもらうのが一番の方法です。
抗生物質などで体内から感染源となっている細菌を退治することもできるので、自己流で対処するよりも早く治療を進めていくことができます。
また、霰粒腫の場合でも、自然治癒に任せるか、しっかりとした対処をするかの判断が正確に行えますので安心感が違ってくるでしょう。下手に自己流の治療を進めるより安全と言えます。
最後に
ものもらいは他人に感染すると誤解されがちですが、ウイルス性のものでなければ感染のリスクは非常に低く、他人に感染することはほとんどありません。
抵抗力が弱まっているときに運悪く感染することがあるかもしれませんが、それすらレアなケースです。
ものもらいを予防するには、日頃から清潔さを保っておくことが必要です。汚れた手で目をこすったりしないように注意しましょう。