風邪を引いてのどに炎症が起こることを急性咽頭炎といいます。咽頭は鼻の奥である鼻腔から口腔の奥にある扁桃腺やその下の部分です。そこにウイルスや細菌が付いて炎症を起こし、急性咽頭炎を発症します。今回はのどの風邪とも呼ばれる急性咽頭炎の正しい治療法を紹介していきます。
目次
急性咽頭炎の原因と症状
急性咽頭炎の主な原因は、アデノウイルスやコクサッキーウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルスなどのウイルスによるものと、溶連菌やインフルエンザ菌などの細菌によるものになります。
まれに刺激性のガスや今で言うPM2.5などの大気汚染、化学物質などで起こることがあります。
感染すると
- のどの痛み
- 腫れ
- 違和感
- 声の枯れ
- 発熱
- 咳
- 痰
などが現れます。
急性咽頭炎の治療法一覧
のどのいがらっぽさを感じたら早めに対処すると重くならないで済む場合があります。まずは十分に休息をとって体力を回復させることが大切です。ウイルスなどに対する抵抗力を落とさないように、安静と睡眠を心がけましょう。
家庭での初期対応
①乾燥を防ぐ
空気が乾燥するとウイルスたちが活発になってしまいます。そうならないために、加湿器などで部屋の湿度を保つようにしましょう。乾燥を防ぐと鼻やのどの粘膜の免疫力を高めます。
②マスクをつける
周りの人に感染させないように、マスクを着用しましょう。鼻やのどの粘膜を保湿する効果も期待できます。
③消化の良い食べ物を食べる
栄養を補給するために、できるだけ胃腸に負担がかからないものを食べましょう。
④市販薬を飲む
まだ、症状が軽いうちは、市販薬を飲むことも良いでしょう。
⑤水分を摂る
熱が出ると身体の水分が少なくなって脱水状態になる場合があります。こまめに水分を摂りましょう熱が高くなったり、全身の状態が悪くなるようなら、早めに医療機関を受診しましょう。合併症を引き起こしていることもあります。とくに小さい子供や高齢者は注意が必要です。
病院での治療法
①薬が処方される
ウイルス性の風邪にはインフルエンザ以外はウイルスをやっつける薬はありません。そのため、対処療法になります。去痰薬や炎症を抑える薬、うがい薬などが処方されます。細菌が原因の場合には抗生物質が処方されます。
②吸入や超音波ネブライザーをする
のどの炎症を抑える薬などが入っている薬剤をのどにあてます。
③点滴治療を行う
炎症がひどかったり、脱水症状が出るときは点滴治療で身体に直接薬を入れることもあります。
まとめ
今回は、急性咽頭炎の治療法について紹介してきました。急性咽頭炎が悪化すると、扁桃炎や扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎などに移行することもあります。
ごはんを食べる時に飲み込みずらかったり、のどがひどく腫れているようなら急いで病院へ行きましょう。高熱が続くときも注意が必要です。たかが風邪と思わずに、きちんと対応して早めに治療してください。
