喉が乾燥するとイガイガしたり、喉が痛くなったりウィルスも付着しやすくなります。喉が痛いときや違和感がある時はうがいをして症状を緩和することができますが、一時的で効果は長持ちしません。
この様な時は薬用のトローチを舐めることで症状が和らぎ痛みの症状も改善します。今回は、そんな喉の症状におすすめのベンザブロックトローチの効果や副作用について解説します。
効果
ベンザブロックトローチは、3つの有効成分を配合した鎮咳去痰薬のトローチ剤で、主に咳や痰に作用して、喉の炎症による腫れや痛み、喉の荒れ、喉の不快感、声がれなどに効果があります。
有効成分のグアヤコールスルホン酸カリウムは去痰作用があり、気道の粘液の分泌を促し、痰の切れを良くして切れます。
セチルピリジニウム塩化物水和物は殺菌作用があり、喉や口の中の細菌の増殖を抑制して喉の炎症や痛み、不快感などを和らげてくれます。
デキストロメトルファンフェノールフタリン塩は咳の中枢に働きかけて咳を鎮める効果が得られます。ハッカ油やLメントールを配合し、爽やかな舐め心地です。
5歳以上から服用可能で、1回1錠・1日3回〜6回を口に中に含んで、かまずにゆっくりと溶かす要領で服用します。
1日の服用回数は年齢によって異なる為、確認するようにして下さい。1回服用した場合は2時間〜4時間時間を空けて次の服用を行います。
副作用
ベンザブロックトローチは薬剤の為、副作用が起こることが稀にあります。
主な副作用には、皮膚の発赤や発疹、痒み、消化器系においては吐き気、嘔吐、食欲不振の他、めまい、息切れ、息苦しさなどがあります。
重篤な副作用はほとんどありませんが、服用後すぐに皮膚の痒みや蕁麻疹、声のかすれ、くしゃみ、喉の痒み、息苦しさ、動悸、意識混濁などが見られたら直ちに医師の診察を受けるようにして下さい。
ベンザブロックトローチに含まれている成分にアレルギーのある方は内服禁止となっています。またベンザブロックトローチと併用して他の風邪薬や抗ヒスタミン薬、鎮咳去痰薬など内服すると副作用に繋がることがあるので注意しましょう。
高熱のある方は医師の診察を受け適切な薬を処方してもらうようにして下さい。妊娠中や妊娠の可能性のある方、薬剤アレルギーのある方は専門家の指示に従い服用するようにして下さい。
長期間服用すると副作用に繋がる可能性があるので、改善しない場合は医師の診察を受けるようにしましょう。
まとめ
ベンザブロックトローチは口の中で溶かしながら服用するトローチです。喉に不快感がある時に舐めると喉がすっきりするでしょう。風邪の初期症状は喉から始まることがあるので、早めに対処して風邪が進行しないようにして下さい。
