「ガスピタン」は小林製薬から販売されているお腹のガスだまり改善薬です。
お腹が張る、重い、圧迫感で苦しい・・・このような不快感を感じたことはないでしょうか。この症状、腸にできたガスだまりが原因になっているかもしれません。
「ガスピタン」はこの腸のガスだまりの症状をどのように改善していっているのでしょうか。その仕組みと正しい飲み方についても併せてご紹介していきましょう。
ガスピタンの仕組み
仕組み1.
ガスピタンの主成分である「消泡剤 ジメチルポリシロキサン」の泡の表面張力を低下させ泡がはじけやすくさせる働きにより腸にたまっているガスをつぶします。泡がつぶれたことにより、ガスは腸で吸収されやすくなります。
また、血液中に吸収されたり、消化管の出口からおならやゲップとして排出される場合もあります。
仕組み2.
消化酵素「セルラーゼAP3」によりガスの元となる食物繊維の分解を促し過剰なガスの発生を抑えます。
過剰な食物繊維は悪玉菌の餌となってガスを発生させる原因になりますので、その餌を分解して腸内で悪玉菌がガスを発生させられないような環境にします。
仕組み3.
ビフィズス菌・フェカリス菌・アシドフィルス菌といった3種類の乳酸菌が配合され、お腹の調子を整えて善玉菌を増やし腸内環境を健やかにする働きがあります。
善玉菌が多い腸内では悪玉菌の活動が抑えられ、ガスの発生が減りますので結果ガスだまりが出来にくくなるのです。
ガスピタンの正しい飲み方
ガスピタンは水なしで飲めるチュアブル錠です。ヨーグルト味で飲みやすくなっているのでお口に入れてかみ砕くか、ゆっくり溶かして飲んでください。
水なしで飲めますので仕事が忙しい時、旅行の時などでもガスだまりが気になるタイミングに飲めるのが特徴です。
食前または食間に1回1錠、1日3回という用量をきちんと守り、15歳未満の人は服用しないようにしましょう。
また、1週間飲んでみて効果がない場合には服用は中止してください。
まとめ
ガスだまりによる不快な症状を改善するためには「ガスピタン」のようなお薬を服用も効果があります。
しかし、薬の服用だけではなく普段の生活習慣や食生活を見直して腸内にガスだまりができにくい体質にして根本的な改善をしていく事も大切な事です。
そのために暴飲暴食や肉類中心の食事になっていないか、運動不足になっていないか、睡眠不足やストレスで自律神経のバランスが乱れていないか・・・といった点にも注意していくようにしましょう。
以下の記事では、ガスピタンの詳しい効果や副作用、そして実際に使用した人の口コミもご紹介しています。引き続きご覧ください。