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鼻うがいとは、鼻の中にある鼻水や鼻の粘膜に付着しているネバネバしたほこりやウイルス、膿などの汚れをきれいに洗浄し、鼻腔の状態を健康なままに保ってくれます。今回は、そんな鼻うがいの蓄膿症への効果とおすすめの頻度について解説していきます。
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蓄膿症とは
- 鼻に膿が溜まると副鼻腔内の粘膜が腫れて鼻腔へ通じる小さな穴が塞がり、鼻が詰まり、息苦しさが伴います。
- 鼻水が喉の奥のほうへ流れていき、咳が出たり、声が出にくくなり、鼻水がネバネバして後鼻漏と呼ばれます。
- 鼻水がねばりのある黄色や緑色した鼻汁に変わります。
- 常に頭が重く感じられて、頭痛があり、思考力が低下します。
- 鼻をかんでも鼻水が残っているので、気持ち悪くすっきり出来ません。
以上の蓄膿症の症状では、鼻が詰まっているために匂いが分からず、また、鼻の中にある鼻汁は臭みを帯びているのが特徴です。
蓄膿症への効果は?
蓄膿症は、乾燥期や花粉期に、風邪を引いたり花粉を吸い込んだりして起こる鼻炎と言う症状でアレルギー体質の人がかかりやすいと言われています。
- 鼻粘膜に付着しているほこりやウイルスなどが洗い流されるので、鼻の不快感は取り除かれます。
- 鼻をかんでも出てこない膿も鼻水と一緒に出てくるので、痛みもなく鼻の中がさっぱりとします。
- 蓄膿症以外にも一般的な鼻炎・鼻詰まり・喉の痛みなどの予防と治療に高い効果を挙げています。
- しかし、鼻うがいを頻繁に行うと鼻腔内の粘膜と同時に粘膜にある免疫成分の抗体まで流されて、粘膜の機能が低下し、逆効果になりかねません。鼻うがいは1日2-3回が適切です。
- 鼻うがいは、定期的に行うと、鼻腔内をきれいに保ち、換気と排膿を調節して、慢性副鼻腔炎を防ぎます。
- 鼻うがいを行う時に喉うがいを同時に行うと効果的です。
- 鼻うがいは蓄膿症の予防や対症療法であって、根本的な治療法ではありません。
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家庭でできる鼻うがいの方法
- ぬるま湯と塩を混ぜて、生理食塩水を作ります。濃度0.9%(湯250ccに対して塩2g)が最適です。
- 片方の鼻の穴からこの生理食塩水を吸い込みます。
- 身体は前かがみにし、鼻から水を出します。
- 鼻をゆっくり軽くかみます。
- 鼻から液を吸い込みます。この時「エ〜」と声を出すと液が気管に入るのを防げます。
- 鼻の中に液が残っているようなら、鼻をかまずに前かがみになって液を出し切ってください。
- もう片方の鼻の穴から液を吸い込み、同じことを繰り返します。
まとめ
今回は、鼻うがいの蓄膿症への効果とおすすめの頻度をご紹介してきました。鼻うがいは蓄膿症以外にも、風邪などの様々な病気に効果的です。
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