黄砂が出ているのに洗濯物を干してしまうと洗い直さないといけなくて面倒ですよね。また、洗い直さないにしても、服についた黄砂が安全かどうかが気になりますよね。ここでは、黄砂で洗濯物が受ける影響と対策について解説していきます。
目次
洗濯物への影響
洗濯物が受ける影響としては「汚れる」ということが挙げられます。公園の砂場などで遊んだときのような砂埃が干してある服やタオルに付着します。洗い直せば済む話ですが、それでもかなり面倒です。
また、見た目は汚れていなくとも、黄砂が洗濯物についていることがあります。そして、そうとは知らずにそれら服を着たり、タオルを使うことで、黄砂に付着した汚染物質が体内に入ってしまうことがあります。
これにより、黄砂アレルギーになってしまうこともあります。黄砂アレルギーとは、鼻水やくしゃみなど、花粉症に似たような症状が出る疾患です。
黄砂の洗濯物への影響というと、汚ればかりが目立ちますが、それ以外にも健康被害が出ることもあるので注意が必要です。
洗濯物の黄砂対策
黄砂が飛散しているときは、洗濯物を部屋干しするのが良いでしょう。梅雨のようにジメジメしているわけではないので、部屋干ししても問題ないかと思います。
また、どうしても部屋干ししたくないときには、黄砂がどれくらい飛んでいるかを「気象庁の黄砂情報」のページで確認して、少ない日に干すようにしてください。
部屋干しのコツ
ここからは、部屋干しのコツを紹介していきます。
いや〜な臭いを防ぐには?
部屋干しというと気になるのは、あのいや〜な臭いではないでしょうか。生乾きの臭いの原因は、衣服についた細菌にあります。つまり、この細菌を殺菌することで臭いを抑えることができます。
アルコールスプレーを使う
そこでおすすめなのが、アルコールを吹きかけるという方法です。画像のようなアルコールをスプレーボトルに詰め替えて、2-3回霧吹きするだけでOKです。
室内を除湿する
アルコールスプレー以外にも、部屋を除湿することでも細菌の繁殖を防ぐことができます。エアコンの除湿機能やプラズマクラスターなどの除湿機を使って部屋を乾燥させましょう。
干すスペースがないときは?
臭い以外で気になるのは、洗濯物を干すスペースではないでしょうか。室内なので、物干し竿を使うわけにもいかず、かといって洗濯紐をつける場所もないとなると困りますよね。
そんなときは、部屋干し用の便利グッズを使ってスペースを確保しましょう!
エアコンハンガー
こちらは、エアコンに取り付け可能なハンガーです。冷暖房や除湿で出てくる風で簡単に乾かすことができます。
ドアハンガー
こちらは、ドアに引っかけるタイプのハンガーです。バスタオルなどの縦長のものを干すときに重宝しそうですね。
まとめ
黄砂が飛んでいるときは、できるだけ部屋干しするようにしましょう。また、どうしても外に干したいときには、黄砂の飛散量が少ないときを選んで干すようにしてくださいね。