毎年4月頃になるとメディアを賑わせているPM2.5ですが、同じ時期に飛ぶ黄砂や花粉と同様に洗濯物に影響を与えるのでしょうか。ここでは、PM2.5で洗濯物が受ける影響と対策についてまとめていきたいと思います。
目次
洗濯物への影響
PM2.5の場合、高濃度の場合を除けば、大きさが小さいので衣類に付着しても分からないことが多いです。なので、汚れという意味では、あまり心配する必要はありません。
ですが、PM2.5に含まれる物質によっては有害なものもあり、洗濯物に着いたものが、口や鼻、皮膚から体内に吸収されて健康に悪影響を与えることもあります。
ですので、日本気象協会などのウェブサイトで「PM2.5の分布予測」を調べて、飛散量の多い日には部屋干しするのが無難です。
洗濯物のPM2.5対策
対策としては、汚れが気になるなら、花粉や黄砂のように軽く払ってから取り込むとよいでしょう。また、それも嫌な場合には、部屋干しするようにしてください。
部屋干しのコツ
後半では、部屋干しのコツについて紹介していきたいと思います。「部屋干しするのはいいけど、臭いが気になる」という方は、ぜひご覧ください。
臭いを防ぐ方法
部屋干しというと、やはり生乾きの嫌な臭いが気になりますよね。あの臭いは、洗濯物についた細菌が繁殖することによって発生します。ですので、それらを殺菌することで防ぐことができます。
アルコールを霧吹きする
殺菌におすすめなのがアルコールスプレーです。画像のようなアルコールを買い、スプレーの容器に詰め替え、適度にスプレーすることで、嫌な臭いを抑えることができます。
除湿機を使う
室内の湿気も細菌の繁殖を促します。ですので、エアコンの除湿機能やプラズマクラスターなどの除湿機を用いて室内を除湿しましょう。
干す場所を確保する方法
臭い以外に部屋干しで気になることと言えば、干す場所がないということでしょうか。ですが、これから紹介する部屋干し便利アイテムを使うことで、簡単にスペースを確保できちゃいます。
エアコンハンガー
こちらはエアコンに取り付けるタイプのハンガーです。エアコンの除湿機能と併用すれば、臭いを防ぎながら乾かすことができます。
ドアハンガー
こちらはドア上部に引っ掛けて使えるハンガーです。ドアの上部に直接ハンガーを引っ掛けると落ちてきてしまうことが多いので、ドアハンガーで落ちにくくしましょう。
まとめ
PM2.5は、黄砂や花粉に比べると被害が少ないようですが、有害な物質も多いので、しっかりと対策を取るようにしてくださいね。