ここでは、生活する上で耐えられない「8大カビ臭っ!」ということで、部屋、服、洗濯機、体臭、加湿機、布団、タオル、エアコンがカビ臭いときにおすすめの対処法を公開しております。
部屋がカビ臭い場合
部屋がカビ臭いときは芳香剤や消臭剤を使う前にカビ発生場所を特定し除去することが必要です。カビが発生する条件は大雑把にいうと3つあります。
- 温度が20度~30度
- 湿度が80%以上
- カビの栄養分がある
これを満たす部屋の場所は、湿気の多い北に位置する部屋や畳の部屋、キッチンなどです。特に梅雨時期から9月頃までは部屋の湿度が上がるので注意が必要です。
カビを発見したら水拭きでカビを除去、大事なのはここからで、その後カビを発生させない部屋環境が必要になってきます。
上記に挙げたカビが発生する条件を満たさないための簡単な方法が、除湿機を設置すること、換気をマメにすることです。
服がカビ臭い場合
服がカビ臭いのは服に付着している皮脂や汚れ、湿気による水分によってカビが発生したからです。応急処置としては「もう一度洗濯する」のが一番です。
季節物の服を取り出すときに毎回カビに悩まされているなら、洗濯でしっかり汚れを落とした上で、カビの生えにくい保管方法が必要です。
洗濯での汚れは、洗濯機のドラムにカビがないか?洗濯機の性能や洗剤にも関係します。*洗濯機のカビについては後ほど触れます。
まずは保管方法を見直しすことが第一です!具体的に言うと3つあります。
- ビニールにしまったまま保管しない
- 湿気の多い場所で保管しない
- 適度に空間をつくり衣服をしまう
保管した衣服にカビが生えるのは、カビが発生しやすい条件にあるからです。ビニールはカビから衣服を守ってくれそうですが湿気がたまりやすいのでNGです。
また、ぎゅうぎゅうに衣服を詰め込みすぎても空気の通り道がなく湿気が溜まってしまいます。衣服の保管のポイントは、湿気から衣服を守ることです。
洗濯機がカビ臭い場合
洗濯機のカビ臭対処法は、ズバリ洗濯槽の洗浄です。洗濯槽の裏側はカビが大量発生するデッドゾーンです。
洗濯機がカビ臭いときは洗濯槽を掃除することでほぼ対処できます。簡単な方法は洗濯層にカビを除去するクリーナーを入れて洗濯機を回し洗浄する方法です。
スタンダードなカビ除去のクリーナーを2つをご紹介します。
- 洗濯槽カビキラー
- 過炭酸ナトリウムで
Amazonの評価を見た限りでは過炭酸ナトリウムの方が高い評価を得ていました。価格も安くて汚れが落ちるというのが高評価の要因です。
体臭がカビ臭い場合
カビ臭い体の原因は肝機能の低下による臭い物質の発生で起こっている可能性があります。これは体の中から臭いを発生させないことと発生した臭いを押さえるという二重対処が有効です。
肝機能の低下は健康診断などで確認し医師の診察を受けることが一番ですが、不健康な生活やバランスの摂れてない食事を続けると同じことの繰り返しになるので、生活習慣の見直しも重要なポイントです。
加湿機がカビ臭い場合
加湿しながらカビを撒き散らしていませんか?加湿機の主なカビ発生場所はフィルター部分にあります。乾燥する冬に加湿機を使用して利用しなくなったらそのまま放置してませんか?
加湿機の本体はもちろん、フィルターも丁寧に掃除しておかないと次に加湿機を使うときにカビを撒き散らすことになります。加湿機がカビ臭いときには、まずフィルターを掃除して対象しましょう。
布団がカビ臭い場合
布団に湿気がこもるとカビが発生していや~なカビ臭さが発生します。対処法としては洗って乾かすことです。ただ、和布団は洗えないので天日干ししましょう。
羊布団のの場合はコインランドリーで丸洗い+乾燥でカビはもちろんダニも退治することができます。*布団に書かれている注意事項を見て下さい。
タオルがカビ臭い場合
タオルがカビ臭い場合の原因は洗濯機の洗濯槽がカビまみれになっていることで、タオルにカビ菌が付着し繁殖したことが原因である可能性があります。
タオルは顔を拭いたりと鼻に近づけることが多いのでカビの臭いにすぐ気づきます。対処法は洗濯槽のカビを除去することです。
エアコンがカビ臭い場合
エアコンから噴き出してくる風がカビ臭いのは、エアコン内にカビが生えてるからです。これはエアコンを大掃除してカビを取り除くしかないです。
ただ、素人の掃除ではカビは完全に除去できません。最低限行っておきたい掃除方法だけご紹介します。
- フィルターの掃除(水洗い+乾燥)
- フィンの掃除(洗浄スプレー)
- エアコン内(水拭き)
素人が掃除するには限界がありますがこれだけでもやっておくとだいぶ違います。どうしても気になるならプロに掃除してもらうか買い替えを考えた方がよいです。
まとめ
カビはこまめに対処することで発生を防ぐこともできますが、もし、発生してしまった場合には、上記の方法でしっかりと対処しましょう。